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LNG運搬船「LALLA FATMA N'SOUMER」の引き渡し(川崎造船)

2004年11月01日

川崎造船は、10月29日にALGERIA NIPPON GAS TRANSPORT CORPORATION(アルジェリア ニッポン ガス トランスポート社)向けLNG運搬船「LALLA FATMA N'SOUMER(ララ ファトマ エンスメール)」(当社 第1534番船)を引き渡しました。

本船は世界の多くのLNG基地との整合性を持ち、また、既存のLNG運搬船の大きさをベースとしつつ、従来よりも10,000m3多い145,000m3 の積載容量を有するLNG運搬船として当社が開発した145,000m3型LNG運搬船の第3番船です。

本船の主要目および特長は次の通りです。

<工 程>

起工 2003年10月 6日
  進水   2004年 1月27日
  引渡し   2004年10月29日


<主要目>

全長 289.50 m
  長さ(垂線間) 277.00 m
  幅(型) 49.00 m
  深さ(型) 27.00 m
  計画満載喫水(型) 11.90 m
  総トン数 118,363 t
  載貨重量 77,379 t
  貨物タンク容積 145,445 m3(-163℃、98.5%において)
  主機関 川崎UA-400型蒸気タービン機関×1基
  連続最大出力26,900キロワット×80回転/分
  航海速力 約19.3ノット
  定員 43名
  船級 ビューローベリタス(BV)
  船籍 バハマ



<特 長>

1) 本船は、4個のモス型球形独立型LNGタンクを持ち、145,445m3の液化天然ガスを輸送する大型 LNG運搬船です。
  2) LNGタンクには当社が独自に開発した川崎パネル方式による防熱システムを採用し、高い防熱効果によりLNGの蒸発率を約0.15%/日としています。
  3) 貨物タンク区画は、二重船殻、二重底構造とし、LNGタンクはその内側に配置されているため、万一の船体損傷時でも直接タンクに損傷がおよばないよう安全に保護されています。
  4) 操舵室は、最先端の電子航海機器を装備し、従来分散配置していた航海機器を集中配置して操作性の向上を計るとともに、全周に窓を配置して360度の視界を確保し、太洋航行中にはワンマン操船が可能となっています。
  5) 荷役関係の監視・制御は、船橋下の居住区前面、貨物積込/揚荷区域の見通しが良い位置に設けた荷役制御室で行います。荷役制御室には川崎重工の技術支援により新規開発した統合制御監視装置(IMCS)が配置され、荷役関係の監視・制御のほか、機関状態監視を行えるようになっています。
本IMCSは、開発時にオペレータの経験、意見を数多く取入れて、特にオペレータの操作性に配慮したシステムとしています。

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