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「排出ガス第2次基準値」対応のトルコン駆動式タイヤローラ「AUTHENT K20WTB」「K20TB」を新発売

2004年01月20日


AUTHENT K20WTB

川崎重工は、国土交通省の「排出ガス第2次基準値」に対応した、トルコン駆動式タイヤローラ「AUTHENT K20WTB」「K20TB」2機種を、1月23日より新発売します。

今回発売する「K20WTB」はシャフトドライブを採用した前3輪・後4輪のワイドタイヤ仕様で、「K20TB」はチェーンドライブを採用した前4輪・後5輪の標準タイヤ仕様です。
本機種は、トルクコンバーター付きトランスミッションを搭載しているため、わずらわしいクラッチ操作が不要で、また走行速度はアクセルペダルでコントロールできるので、乗用車感覚で運転できます。また、欧州視界基準をクリアする1×1m※1 デザインで良好な視認性を確保し安全性を高めるとともに、運転席のフロア高さを低く設定することで安定感を高めています。
さらに、転圧幅を広くすることで作業効率を高めています。また仕上げ舗装に使われる「K20WTB」はアスファルト表面を良好に仕上げるために、土工用に使われる「K20TB」は泥水路面等でのスリップを抑制するために、それぞれが異なるデファレンシャル機構を採用しています。水回りは防錆対策として、内部に防錆塗装を施した水タンクやステンレス製の散水パイプを採用しています。

「AUTHENT K20WTB」と「K20TB」は、国土交通省が2003年10月から導入した建設機械の排出ガス規制「排出ガス第2次基準値」をクリアした新開発の水冷4気筒ターボ付エンジンを搭載し、排出ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)および粒子状物質(PM)などの排出量を大幅に削減しています。さらに、国土交通省の1997年低騒音基準をクリアし、市街地や住宅地での夜間作業などにも対応できます。

トルコン駆動式タイヤローラ「AUTHENT K20WTB」および「K20TB」の特長は次のとおりです。

<特長>

□安全・環境への配慮

新開発の水冷4気筒ターボ付きエンジンは、高出力、高トルクでゆとりある作業を実現するとともに、排出ガスのクリーン化と低騒音化を達成しています。
リサイクルに配慮し、板金製エンジンフードを採用しています。
欧州視界基準の1×1mをクリアした良好な視認性を確保し、安全性を高めています。
運転席のフロア高さを従来機から240mm低くし、安心感と安定感のある走行を実現しています。


□乗用車感覚の操作性

トルクコンバータ付トランスミッションを搭載し、わずらわしいクラッチ操作は不要です。
アクセルには乗用車と同じフットペダル式を採用して操作性を高めるとともに、前後進レバーには電気スイッチ式を採用し、指先だけで操作できます。


□優れた転圧性能

締固め幅は「K20WTB」が2,245mm、「K20TB」が2,060mmで、ワイドな転圧により効率よく作業できます。
仕上転圧の多い「K20WTB」にはTPD(トルク・プロポーショニング・デフ※2)を採用しています。左右転圧輪の駆動力が転圧面の抵抗に応じてバランス良く配分されるので、優れた仕上げ面を実現できます。また不整地転圧の多い「K20TB」にはスリップ防止に有効なNSD(ノン・スピン・デフ※3)を採用しています。


□イージーメンテナンス

「K20WTB」はイージーメンテナンスのシャフトドライブを採用しています。
「K20TB」はチェーンドライブを採用しています。チェーン調整はテンションプーリで簡単に行えます。
防錆対策として、水タンク内の防錆塗装やステンレス製散水パイプを採用しています。
散水ノズルはワンタッチ脱着式で、ゴミがつまってもすぐ清掃できます。
エンジンフードはフルオープンするので、エンジンの点検整備が容易です。
燃料タンクは地上から給油ができます。


※1 1×1m:欧州での保険に加入するために要求される視界基準で、オペレータが「機械の前後から1m離れた所にある1m以上の高さの物を視認できる」ことが基準になっている。

※2 トルク・プロポーショニング・デフ:左輪と右輪に路面抵抗差が生じた場合、特殊なギアによって左右輪への伝達トルクの配分を変えて、スリップを抑えるものである。タイヤスリップによる牽引力の低下やタイヤの摩耗が少なくなる。

※3 ノン・スピン・デフ:車両が走行中に起きるスリップやスピンなどのトラブルを自動的に防ぎ、走行を安定化させる自動ロックデフである。通常のデフの場合は、片輪が空転するとこの片輪に全ての駆動力が奪われてしまうが、ノン・スピン・デフを装着した場合は、片輪が空転してももう一方の片輪に駆動力が発生し、走行可能となる。

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