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LPG運搬船「CLIPPER MOON」の引渡し(川崎造船)

2003年12月04日

 

川崎造船は、本日LPG運搬船「CLIPPER MOON:クリッパー ムーン」(当社第1531番船)をPARTREDERIET CLIPPER STAR DA社(パートレデリェット クリッパー スター ディーエイ、ノルウェー)に引渡しました。本船はSOLVANG ASA(ソルバング エーエスエー)社とBERGESEN D.Y. ASA(ベルゲッセン ディーワイ エーエスエー)社が計画し、当社が受注した5隻の最新鋭LPG運搬船の第4番船であり、引渡し後はSOLVANG ASA社により運航されます。
本船の引渡しにより、当社は累計36隻のLPG運搬船を建造したことになります。

なお、本船の工程、主要目ならびに特長は次のとおりです。

1。 工程

起工 2003年 4月14日
進水 2003年 5月14日
引渡し 2003年12月 4日

2。 主要目
全長 204.915m
長さ(垂線間) 200.45 m
幅(型) 32.20  m
深さ(型) 20.20  m
満載喫水(型) 12.00  m
総トン数 35,012 t
載荷重量 44,822 t
貨物タンク容積 59,388 m3
主機関 川崎-MAN B&W 5S60MC-C型ディーゼル機関×1基
  連続最大出力11、275キロワット×105回転/分
航海速力 約16.55ノット
定員 31名
船級 Det Norske Veritas(DNV)
船籍 ノルウェー(Norwegian International Ship Register:NIS)

3。特長
1) 本船には、ブタン・プロパンなどの通常のLPGに加えて、アンモニアを搭載することができる多目的LPG運搬船であり、低温の液化ガスを積むため、船体から自由に収縮する独立型貨物タンクを4区画の船倉内に4基設けています。
2) 本船には、また当社が開発した新船首先端形状”SEA-ARROW”を採用し、船が航走する際に造る船首波による抵抗を極限まで減少させ推進性能の大幅向上を図っています。
3) 貨物タンクには、-50℃までの貨物を積み込むことができるように低温用特殊鋼材が使用され、周囲は発泡ウレタンを用いた防熱が施されています。
4) 再液化装置には3段コンプレッサーを採用している他、カーゴヒーター、カーグベーパライザ、ブースターポンプ、エアレーションファンを備え、効率の良い荷役が可能となっています。
5) 主機関には、省燃費型の超ロングストローク2サイクル低速ディーゼル機関が採用されており、さらに川崎フィン付ラダーバルブの採用により、燃料消費量の低減が図られています。また、電子式シリンダ注油器を装備し、シリンダ油消費の低減を図っています。
6) 機関部および貨物部の制御を一体化したIAS(Integrated Automation System)を採用し、各機器、弁の集中監視および制御を制御室より行うことが可能です。

 

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