ソナトラック・ペトロリウム・コーポレーション向けLPG運搬船2隻を受注(川崎造船)

2002年10月04日

川崎造船は、アルジェリア国営炭化水素公社ソナトラックの子会社であるソナトラック・ペトロリウム・コーポレーションから、59,000m3LPG運搬船2隻を受注しました。今回の受注は、既に引渡した同社向け84,000m3LPG運搬船2隻をはじめ、当社の豊富な建造実績と技術力が高く評価されたものです。

今回受注したLPG運搬船は、ともに坂出工場で建造され、2004年から2005年にかけて引渡す予定となっています。なお、今回の契約は、さらに1隻の追加発注のオプションがついています。

本船は、当社の得意とするLPG運搬船の主力商品として開発した船型を採用しており、ブタン・プロパン等通常のLPGに加えて、アンモニアを搭載することができる多目的LPG運搬船です。

川崎造船は、本年10月1日に川崎重工の船舶部門が分社独立した新会社で、今回の受注は新会社設立後初めての受注となります。新会社は、開発・建造・保守におけるこれまでの数々の実績から顧客の高い信頼を得ている潜水艦やLNG/LPG運搬船技術等を柱として、高付加価値製品に注力していきます。