通勤・通学からツーリングまで幅広い用途のミニスポーツモデル「KSR110」を新発売

2002年09月30日


 


KSR110

川崎重工は、エンジン、車体にスポーツモデルの本格的な機構を取り入れた、幅広い用途に使用可能なミニスポーツモデル「KSR110」を、11月1日より全国一斉に新発売します。

今回新発売する「KSR110」は、環境にやさしく扱いやすさを追求し、通勤・通学からツーリングに至るまで多種多様な使用目的に適したミニサイズのスポーツモデルです。

「KSR110」は、オフロードモーターサイクルをベースとしたスタイリングの車体に、低い排出ガスレベルや高い静粛性を実現した空冷4ストローク単気筒SOHCエンジン(111cm3)を搭載しています。また、クラッチ操作の不要な自動遠心クラッチ式の4速リターンミッションや倒立フロントサスペンションなどの本格的な足回りの採用により、扱いやすさと高い走行安定性を実現しています。

※メーカー希望小売価格には、消費税、諸経費等を含まず。価格は参考価格です。
(沖縄地区は5,000円高)


<主な特長>

□エンジン/駆動装置関係

空冷4ストローク単気筒SOHCエンジン(111cm3)は低回転から高いトルクを発生させるとともに、優れたスロットルレスポンスを実現しています。
吸排気の最適化とキャブレターのセッティングにより排出ガス中の有害成分を抑え、静粛性も高めています。
スタートや変速の際のクラッチ操作を不要としながらギヤチェンジの楽しさを実現する、自動遠心クラッチ式の4速リターンミッションを採用しています。


□車体関係

高い剛性ながら軽量かつコンパクトな新設計のパイプバックボーン型フレームを採用しています。
サスペンションは、フロントにはインナーチューブ径30mmの倒立フロントフォーク、リアにはスタビライザー付角型スイングアームとシングルショックを採用し、高い走行安定性を実現しています。
オンロードパターンの12インチチューブレスタイヤとともに、フロントにローター外径200mm、リヤにローター外径184mmの油圧ディスクブレーキを装備して、制動時の信頼性を高めています。


□装備関係

スピードメーターには視認性の高いホワイトパネルを採用し、ターンやニュートラルをはじめ各種インジケーターランプもコンパクトに見やすく配置しています。
キー操作で取外しができるシート下には、ツールキットとメンテナンスフリーのバッテリーを収納しています。