ノルウェー船主よりLPG運搬船1隻を追加受注

2002年07月08日


 

川崎重工は、ノルウェー船主のSolvang(ソルバング) ASA(以下、Solvang社)から、59,200m3LPG運搬船1隻を追加受注しました。

今回のLPG運搬船の受注は、昨年2月および5月に同船主から受注した2隻のLPG運搬船に続く第3隻目の受注となり、当社の豊富なLPG船建造実績と技術力が高く評価されたものです。

今回受注したLPG運搬船は、2004年3月にSolvang社向けに引渡す予定です。今回の受注により、当社はSolvang社向け3隻、Bergesen DY ASA社向け2隻、合計5隻の同型船を坂出工場で連続建造します。なお今回の契約には、1隻のオプションが含まれています。

本船は、当社の得意とするLPG運搬船の主力商品として、昨年2月受注時に新開発した船型を採用しており、ブタン・プロパン等通常のLPGに加えて、アンモニアを搭載することができる多目的LPG運搬船です。本船型の開発により、当社は、LPG運搬船において、84,000m3型、82,000m3型、79,000m3型、59,200m3型、38,000m3型からなる5種類の船型のラインアップを有しています。また、本船は当社が新規開発した新船首形状"SEA-ARROW"を適用しており、その優れた推進性能が高く評価されています。

本船の主要目は以下の通りです。

<主要目>