ばら積運搬船"VIOLET"が進水
2001年07月26日
川崎重工は、7月26日午前8時15分、神戸工場においてTri-BulkShip S.A.向けに建造中の、ばら積運搬船"VIOLET"(バイオレット 当社第1517番船)の命名、進水式を行ないました。
本船は本年1月に進水し、4月12日に竣工した"BORON NAVIGATOR"(当社第1509番船)、また4月に進水した"COSMOS"(当社第1513番船)に続く、シリーズ第3番船です。
なお、本船は進水後、岸壁にて艤装工事を行ない、2001年10月に客先に引渡される予定です。本船の工程、主要目ならびに特長は次のとおりです。
<工程> | ||
起工 進水 竣工 | 2001年 4月20日 2001年 7月26日 2001年10月(予定) | |
<主要目> | ||
船級 船籍 航行区域 全長 長さ(垂線間長) 幅(型) 深さ(型) 夏季満載喫水(型) 総トン数 載荷重量 主機関 定員 | 日本海事協会 PANAMA 遠洋(国際) 189.80 m 181.00 m 32.26 m 16.90 m 11.90 m 約 28,200t 約 50,000t KAWASAKI-MAN B&W 6S50MC-C × 1基 連続最大出力8,090KW×127回転/分 25名 | |
本船の特長 | ||
1) | 船型は船首楼付き平甲板型で、5船倉を有し各ハッチカバー間、船体中心線上に4基の30トンデッキクレーンが装備されており、荷役設備を有していない港湾でも荷役作業が可能です。 | |
2) | 積載貨物は穀類、石炭、鉱石、鋼材でこれらの貨物を運搬可能なデザインとなっています。 | |
3) | 主機関には従来に比べ軽量・コンパクト・高出力の新形式エンジンであるKAWASAKI-MAN B&W 6S50MC-Cを搭載しています。 |