ノルウェー船主よりLPG運搬船2隻を受注

川崎重工は、ノルウェー船主のSolvang（ソルバング）ASA（以下、Solvang社）およびBergesen（ベルゲッセン）DY ASA（以下、Bergesen社）から、59,200m³ LPG運搬船2隻を受注しました。

今回のLPG運搬船の受注は、本年2月に当社が両船主から1隻ずつ受注した2隻のLPG運搬船の契約に含まれていたオプションが行使されたもので、当社の豊富な建造実績と技術力が高く評価されたものです。

今回受注したLPG運搬船の1隻目は2003年10月Bergesen社向けに、2隻目は2003年11月Solvang社向けにそれぞれ引渡す予定で、当社では今回受注した2隻のLPG運搬船を含め、4隻の同型船を同社坂出工場で建造します。なお今回の契約も前回と同様に、さらに各1隻の追加発注のオプションが含まれています。

本船は、当社の得意とするLPG運搬船の主力商品として、本年2月受注時に新開発した船型を採用しており、ブタン・プロパン等通常のLPGに加えて、アンモニアを搭載することができる多目的LPG運搬船です。本船型の開発により、当社では84,000m³ 型、82,000m³型、79,000m³型、59,200m³型、38,000m³型と、5種類の船型のラインアップを有しています。

なお、本船の主要目は以下の通りです。