平成14年9月中間期の業績見通しについて

2002年10月01日

当社は平成14年9月中間期(平成14年4月1日~平成14年9月30日)の業績見通しについて、下記の通りお知らせ致します
(単位:百万円)
(概況)
当社は例年売上高・利益とも下半期集中傾向が強くなる構造にありますが、当期は、好採算案件の売上が下半期に集中することなどにより、利益面において下半期への偏りが特に顕著となる見通しです。なお、当中間期は連結・単独とも損失計上となりますが、前年同期比での主な特徴は以下の通りです。
・期中におけるUSドルレートの悪化
・米国同時多発テロの影響による海外向け民需航空機関連製品の売上減少
なお、通期(平成14年4月1日~平成15年3月31日)の業績見通しについては、前回予想(平成14年5月17日公表)から変更ありません。連結業績見通しの通期ならびに下半期の概況は、以下の通りです。
<通期の概況>
  • 売上高については、一部工事の納期変動等によりプラント・環境・鉄構カンパニーは減少するが、米国向け二輪車の販売増などにより汎用機カンパニーの増加が見込めるため、前回予想値通りの12,500億円となる見通しです。
  • 利益については、計画為替レートは125円/$、113円/EU(5月公表時通り)を前提として、前回予想値通りの営業利益370億円、経常利益220億円、当期利益140億円の見通しです。
<下半期の概況>
  • 売上高については、航空宇宙、プラント・環境・鉄構カンパニーなどを主体に下半期に売上が集中するため、上半期の5,400億円に対し、下半期は大幅増の7,100億円となる見通しです。
  • 利益については、上半期に比べ売上高が大幅に増加することに加え、下半期には好採算案件の売上計上やコストダウン施策の効果により、特に船舶、車両、汎用機カンパニーを主体に採算の改善が見込めるため、上半期の経常損失130億円に対し、下半期は経常利益350億円となる見通しです。
(ご参考)(単位:百万円)
(注)単独業績見通しは10月1日付の船舶・精機分社後の金額です