ばら積運搬船が進水

2012年03月05日

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川崎重工は、3月5日(月)午前11時15分、神戸工場においてパナマのHANDBELL SHIPPING S.A.(ハンドベル シッピング エス エー)向け58型ばら積運搬船(当社第1649番船)の進水式を行います。

本船は、当社が新たに開発した58型ばら積運搬船の14番船で、進水後岸壁にて艤装工事を行い、5月に竣工し、船主に引き渡す予定です。

なお、本船の工程、主要目ならびに特長は次のとおりです。

 

1.工 程

 
進水
 
2012年 3月 5日
 
竣工
 
2012年 5月

 

2.主要目


全長
 
約197.00 m
 
長さ(垂線間長)
 
194.00 m

幅(型)
 
32.26 m

深さ(型)
 
18.10 m

夏期満載喫水(型)
 
12.65 m

総トン数
 
約33,500 t

載貨重量トン数
 
約58,000 t

主機関
 
川崎-MAN B&W 6S50MC-C7 × 1基
連続最大出力 8,630kW×116回転/分

定員
 
25 名

船級
 
日本海事協会
 
船籍
 
パナマ

航行区域
 
遠洋(国際)

 

3.船の特長

 
1)
船首楼付き平甲板型で、穀類、石炭、鉱石、鋼材などの貨物が積載可能な5船倉を有しています。また、各ハッチカバー間の船体中心線上に4基の30トンデッキクレーンを装備しており、荷役設備の無い港湾でも荷役作業が可能です。
 
2)
省燃費型ディーゼル主機関および高効率タイプのプロペラ、さらに当社が開発したカワサキフィン付ラダーバルブおよび抵抗の少ない滑らかな船首形状を採用し、推進性能を向上させることにより燃料消費量を低減させています。