「ミラノショー2011」に「Ninja ZX-14R」などニューモデル4機種を出展

2011年11月08日

C3111108-1.jpgNinja ZX-14R(欧州名:ZZR1400)

 

川崎重工は、11月10日(木)より4日間にわたってイタリア・ミラノ市で開催される「ミラノショー2011」(注1)に、欧州向け2012年ニューモデル4機種を出展します。

今回カワサキは、スポーツモデルNinjaシリーズの最上級モデルとして、「Ninja ZX-14R」を出品します。新設計の1,441cmハイパワーエンジンを採用し、トラクションコントロールシステム「KTRC(注1)」など、カワサキ最新のテクノロジーを搭載。優れたスポーツ性能と日常での扱いやすさを両立した、カワサキを代表する一台です。

同じくNinjaシリーズで、ミドルサイズのオールラウンドスポーツモデル「Ninja 650」を出品します。エンジン特性の見直しにより、力強さと扱いやすさを向上。新設計のコンパクトなフレームを採用することで、快適なライディングポジションを実現しています。外観は、Ninjaシリーズにふさわしい、アグレッシブなスタイリングとしています。

また、欧米でも人気の高い650ccミドルスポーツ、Versys(ヴェルシス)の上位モデルとなる、「Versys 1000」を出品します。高出力な4気筒エンジンとロングストロークサスペンションの独特なパッケージが特徴の、ファンライディングをコンセプトとしたモデルです。

ネイキッドスタイルのミドルサイズスポーツモデル、「ER-6n」も出品します。コンパクトな並列2気筒エンジンを、特徴的なダブルパイプフレームに搭載。乗って楽しく、しかも扱いやすい、前モデルのコンセプトを継承しながら、さらにアグレッシブな新デザインを採用した、ストリートで映えるモデルです。

 

  (注1) イタリアで開催される欧州最大級の「モーターサイクルショー」。
(注2) KTRC:Kawasaki Traction Control

 

2012年ニューモデルの概要

■「Ninja ZX-14R」(欧州名:ZZR1400)
カワサキを代表するスポーツモデル、Ninjaシリーズの最上級モデル。排気量を1,441cmへと拡大し、大幅なパワーアップにより強烈な加速性能を発揮する水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブエンジンや、熟成を重ねさらに充実した足回り、先進のトラクションコントロールシステム「KTRC」を搭載するなど、カワサキの技術の粋を集めたフラッグシップモデルです。また、Ninjaシリーズの特徴として、優れたスポーツ性能に加え、日常での使いやすさも挙げられます。ゆったりとしたライディングポジション、優れたウインドプロテクション、新形状のシートにより、快適なライディングを可能にしています。

 

■「Ninja 650」(欧州名:ER-6f)
スポーティさと快適性を絶妙にバランスさせた、ミドルサイズのオールラウンドスポーツNinja。軽量、コンパクトな649cm並列2気筒エンジンは、常用回転域のトルクアップにより、市街地での扱い易さや追い越し加速性能を向上。新作のダブルパイプフレームによるボディのスリム化に加え、バックボーンスタイルのリアフレームによる足付き性の向上により、スポーツライディングを気軽に楽しめる車体構成です。アグレッシブなデザインのフロントフェアリングには、高さ調整が可能なスクリーンを装備。ロングツーリングにも最適な風防効果を発揮します。サイレンサーは特徴的なショートタイプで、スタイリッシュなイメージを強調します。C3111108-2.jpg

Ninja 650(欧州名:ER-6f)

 

■「Versys 1000」
操作性の高いライディングポジションでマシンを自在に操り、ストリート・サーフィンを愉しめる650ccミドルスポーツとして、欧米でも人気の高いVersys(ヴェルシス)。その最上位モデルとなる「Versys 1000」 では、さらに満足度の高いスポーツ性能を追求しました。高出力な1,043cm並列4気筒エンジン、衝撃吸収性に優れたロングストロークサスペンション、スポーティな17インチロードタイヤを組み合わせた独特のパッケージは、都会の雑踏、曲がりくねった峠道、延々と続くハイウェイなど、様々なシチュエーションで最高のファンライディング性能を提供します。機能美を表現した、タフなルックスも魅力です。C3111108-3.jpg

Versys 1000

 

■「ER-6n」
ネイキッドスタイルのミドルサイズスポーツモデル。乗って楽しく、しかも扱いやすい、前モデルのコンセプトを継承しながら、さらにアグレッシブな新デザインを採用しました。低く構えた縦2灯のヘッドライト、スタイリッシュなシュラウド、シャープな形状のアンダーカウル、ショートタイプのサイレンサーなど、ストリートでも映える特徴的な外観としています。コンパクトな649cm並列2気筒エンジンは、常用回転域のトルクアップにより、市街地での扱い易さや追い越し加速性能を向上。新作のダブルパイプフレームや足回りのセッティングにより、さらにスポーティなハンドリングを実現しています。C3111108-4.jpg

ER-6n