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舶用2サイクルディーゼル試験機関による環境対策のための技術開発を開始

2010年08月20日

 

 


川崎重工は、神戸工場内に環境対策開発のための2サイクルディーゼル試験機関の新設を終え、試験機関を用いた技術開発に着手しました。

国際海運においては2016年からNOx(窒素酸化物)排出に関するIMO 3次規制が施行され、排ガス規制海域において舶用ディーゼル機関から排出されるNOxを現状から80%削減することが義務づけられます。これに伴い舶用ディーゼル機関を製造する各社は、この規制に対応するための技術開発を急いでいます。
当社では、この要求に応えるとともに、今後更に厳しくなると予想される環境規制に対応する独自技術を開発し、また将来の機関改良研究に利用することを目的として、ディーゼル試験機関を神戸工場内に設置し、試験を開始しました。

このディーゼル試験機関はシリンダ径50cm、2シリンダの2サイクル電子制御機関で、実機と同条件での試験が可能です。2010年7月に初起動を終え、現在は電子制御によるNOx低減とCO2低減とのトレードオフを解消する運転条件の確認を進めています。今後はNOx低減装置による排気性能・機関性能の確認を行い、開発を促進する予定です。

当社は、この試験機関で得られた成果をいち早く製品に反映させるとともに、今後も技術開発を重ねることで、舶用分野においても、更なる地球環境の改善に貢献していきます。


ディーゼル試験機関主要目

シリンダボア径 :500 mm
シリンダ行程 :2000 mm
過給機 :可変タービンノズル装備
電子制御システム :可変燃料噴射制御、可変排気弁タイミング

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