石綿による健康障害に関する当社の状況について(川崎造船)

2005年07月13日

 

当社における石綿の使用状況および健康障害の発生状況について、現時点で把握している内容をお知らせします。

1. 石綿の使用状況について

当社では、1975年の特定化学物質等障害予防規則の改正以前は、神戸市内および坂出市内の造船所2ヶ所で、船舶の配管等に断熱材として石綿製品を使用していましたが、同規則の改正以降、健康障害を引き起こす恐れのある石綿の使用を中止しています。

2. 健康障害の状況について

腺がんにより従業員1名、中皮腫により元従業員3名が死亡し、いずれも労災認定を受けています。その他、中皮腫により労災給付申請中の死亡者が、元従業員に1名います。
現在まで、当社事業所周辺の皆様や従業員のご家族の方などから、被害の申し出はありません。

3. 今後の対応について

当社は昨年、作業環境管理、健康管理の面から対策を策定し、全社的に徹底を指示しています。今後も、法令及び関係規則を遵守し、職場内の環境への配慮を行っていきます。