神戸新交通向けポートライナー用新型車両の初編成を納入

2016年02月12日

川崎重工は、神戸新交通株式会社向けポートライナー用新型車両(2020形)の初編成を納入しました。

2020形車両は、当社が納入した2000形を基本に、出入口周辺スペースを拡大し、混雑時でもスムーズな乗降が行えるよう配慮した車両環境やバリアフリー化、室内灯をLED化することにより省エネルギー化等に配慮しています。

車両外観は青空や海をイメージしたブルーがメインのカラーリングと山々をイメージしたグリーンがメインのカラーリングの2種類になります。側面は空・海・山をイメージしたグラデーションをデザインしました。車両室内は神戸市の「まち」をイメージするエレガントな空間を意図し、神戸市の花である「あじさい」と神戸市の木である「さざんか」をイメージした配色の座席シートに淡いピンクの床敷物となっています。

当社は、1981年のポートライナー開業時に納入した8000形以来、長きにわたり同社に車両を供給してきました。

今後とも当社は、高い技術力と信頼性をもとに、環境負荷の少ない交通手段である鉄道車両を国内外に供給していきます。

 

車両外観(イメージ)   車両室内(イメージ)
車両外観(イメージ)   車両室内(イメージ)