アニメーション映画『未来のミライ』に登場する鉄道車両のデザイン協力

2018年07月19日

川崎重工は、20日から公開されるアニメーション映画『未来のミライ』(監督・脚本・原作:細田守/スタジオ地図作品)に登場する鉄道車両のデザイン協力を行いました。

本映画は、細田守監督による長編アニメーション映画5作目で、甘えん坊の4歳の男の子 "くんちゃん" と未来からやってきた彼の妹 "ミライちゃん" の不思議な出会いを通じて「家族の愛」を描いた作品です。

細田監督が細部にこだわり、この映画に登場する鉄道車両のデザインを、実車と同じデザイナーに描いてもらいたいとの思いから、各種鉄道車両を設計・製造する当社に依頼があり実現したものです。
細田監督の「黒い新幹線」というコンセプトをもとに当社車両カンパニー※1が提案した、生き物をモチーフに取り入れたデザインが採用され、さらに未来をイメージし、かっこよさやスピード感を表現した「未来の新幹線」も、劇中の「未来の東京駅」の構内を演出していますので、ぜひご覧ください。

※1 車両カンパニー国内プロジェクト本部技術企画部デザイン課

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「黒い新幹線」
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「未来の新幹線」

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©2018 スタジオ地図

映画「未来のミライ」

■映画『未来のミライ』とは?

2018年7月20日(金)全国ロードショー 監督・脚本・原作/細田守
キャスト/上白石萌歌、黒木華、星野源、麻生久美子、吉原光夫、宮崎美子、役所広司 / 福山雅治
音楽/高木正勝 オープニングテーマ・エンディングテーマ/山下達郎
作画監督/青山浩行、秦綾子 美術監督/大森崇、髙松洋平 プロデューサー/齋藤優一郎
企画・制作/スタジオ地図

【物語】小さな庭から時をこえる旅へ―それは過去から未来へつながる、家族と命の物語。
 とある都会の片隅の、小さな庭に小さな木の生えた小さな家。ある日、甘えん坊のくんちゃん(4歳)に生まれたばかりの妹がやってきます。両親の愛情を奪われ、初めての経験の連続に戸惑うばかり。そんな時、くんちゃんがその庭で自分のことを"お兄ちゃん"と呼ぶ、"未来からやってきた妹"、ミライちゃんと出会います。
ミライちゃんに導かれ、時をこえた家族の物語へと旅立つくんちゃん。それは小さなお兄ちゃんの大きな冒険の始まりでした。
待ち受ける見たことない世界。そして、初めて知る様々な「家族の愛」の形。
様々な時間を経て、ささやかな成長を遂げていく、くんちゃん。
果たして、くんちゃんが最後にたどり着いた場所とは?ミライちゃんがやってきた本当の理由とはーー

■映画公式サイト URL
  http://mirai-no-mirai.jp/