CKミル100台受注を達成

2013年09月30日

川崎重工は、中国CONCHグループとの合弁会社であるCKM(Anhui Conch Kawasaki Energy Conservation Equipment Manufacturing Co., Ltd.)において、当社がセメントプラント用大型粉砕機として開発した高効率型ローラミルであるCKミルの受注累計100台を達成しました。

 

CKミルは石灰石等のセメント原料、高炉スラグ、セメントクリンカ及び石炭粉砕用のローラミルであり、当社が1980年に旧秩父セメント(現太平洋セメント)と共同開発を始めたものです。

1985年に秩父セメント向けに1号機を納入後、中国・韓国・インドネシア・ネパール・ミャンマー・ベトナム等で受注を重ね、2007年CKM社を設立した後は、徹底した標準設計化の推進、中国製作によるコストダウン、川崎重工基準での品質管理を実施する事により、低価格かつ高品質を実現、僅か5年間で中国国内を始めとしてタイ、ブラジル、インドネシア向けに84台を受注、この度累計で100台の受注を達成しました。

 

今後高効率で信頼性の高いローラミルは、世界各地に工場を展開するセメントメジャーを始めとして幅広い需要が期待できます。

当社及びCKMは、今後も引続きCKミルの更なる高効率化、大型化を進め、積極的な事業展開を図っていきます。