国産初の産業用ロボット「川崎ユニメート2000型」が重要科学技術史資料(未来技術遺産)に登録されました

2010年10月20日

カワサキワールドのヒストリーコーナーに展示しています「川崎ユニメート2000型」が"わが国初の産業用ロボット"として、国立科学博物館(東京)の重要科学技術史資料(未来技術遺産)に登録されました。

重要科学技術史資料とは、「科学技術の発達上重要な成果を示し、次世代に継承していく上で重要な意義を持つもの」や「国民生活、経済、社会、文化の在り方に顕著な影響を与えたもの」から選定され、国立科学博物館長が『重要科学技術史資料登録台帳』に登録した文化財です。

「川崎ユニメート2000型」は自動車工場のスポット溶接作業用などに大量生産され、生産性と品質の向上に寄与し、日本のロボット産業発展のさきがけとなりました。

現在、カワサキワールドにて本機と重要科学技術史資料の登録証を展示しております。