川重ファシリテック株式会社 - インスペクション

熱交換器細管の保守検査には、渦流探傷法（ET）、リモートフィールド渦流探傷法（RF-ET）、漏洩磁束探傷法および内挿式超音波探傷法が用いられています。

各検査法の特徴

項目		渦流探傷法	RF渦流探傷法	漏洩磁束探傷法	内挿式超音波探傷法
鋼種	磁性管	×	○	○	○
鋼種	非磁性管	○	△	△	○
検査管	直管部	○	○	○	○
	ベント部	×	×	×	×
	支持板部	△	×	○	○
	管板部	△	×	△	○
適用肉厚		≦3.0	≦3.0	≦3.0	20.5
内外判別		可能	不可	可能	可能
検査速度		500〜700mm/sec	300〜500mm/sec	500〜700mm/sec	50〜100mm/sec
処理量 (1日あたり)		600本/5m長さ	500本/5m長さ	600本/5m長さ	50本/5m長さ

渦流探傷検査

RF渦流探傷法

細管チューブ管板部の超音波探傷検査