TOFD法(Time of Flight Diffraction)

特徴

  • 送信探触子と受信探触子を溶接線に対向して配置
  • 送信探触子から超音波を送信し、欠陥の上端、下端で回折した回折波を受信探触子で受信
  • 欠陥の検出及び回折波の到達時間から欠陥の高さを高精度で計測

解析CPU、ディスプレイ

スキャナー

TOFD法とパルス反射法(従来法)との比較

▼ TOFD法

欠陥端部からの回折波を受信し評価する手法

  • 欠陥の高さ計測が高精度で可能
  • 探触子走査が単純で自動化が容易
▼ パルス反射法 (従来法)

欠陥から反射波を受信し評価する手法

  • 欠陥の高さ計測が困難
  • 探触子走査経路が長い

探傷結果

板厚中央部内在の楕円形人工欠陥(A-A'断面)

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