吸収冷温水機・汎用ボイラのパイオニア
吸収冷温水機(空調機)
汎用ボイラをつくっています。
 吸収冷温水機/冷凍機とは?

「蒸発」・「吸収」・「再生」・「凝縮」の4つの作用を経て、冷温水を発生させる機械です。特定フロンや代替フロンを使用せず、「水」を冷媒とした環境にやさしい空調機です。吸収式は多様な熱エネルギーを利用できるため、ガスコージェネレーションシステムの廃熱を利用するジェネリンクなど、更なる省エネ・省CO2を実現します。

家庭用エアコンとは何が違うの?

家庭用エアコンの動力源は「電気」であるのに対し、吸収冷温水機の主な動力源は「熱エネルギー」です。 熱エネルギーから温水を作り、水の気化熱の特性を活かして冷水を作るため、特定フロン・代替フロンを用いない、環境に優しい機器なのです。

どこで使われているの?

主にビルや駅、空港、工場、病院、学校など大規模施設で使われています。大型機器であり、大きなスペースの冷暖房でその真価を発揮し、地域冷暖房にも用いられています。

川重冷熱の吸収冷温水機事業

1959年に国内初となる吸収冷凍機(※)を製造以来、1964年には世界初となる二重効用型吸収冷凍機を製造、その後さらに省エネ性能を高めた三重効用型吸収冷温水機やソーラークーリングシステム(太陽熱利用)の商品化に成功、2013年には世界最高効率の二重効用 吸収冷温水機「エフィシオ」を販売開始するなど、常に業界をリードし続けています。
※吸収冷温水機は冷水と温水を発生させるのに対し、吸収冷凍機は、冷水のみを発生させます。冷やす原理に、違いはありません。


もっと詳しく知りたい
>吸収冷温水機の仕組み >製品紹介ページ


吸収冷凍機 国産1号試作機(1959年)
 ボイラとは?

ボイラとは密閉容器内で水を加熱する事で蒸気または温水を発生させる機械です。(当社で取り扱うボイラは主に高温・高圧の蒸気を発生させる「蒸気ボイラ」です。)

どこで、どのように使われているの?

主に工場の製造現場や病院などにおける加工・調理・殺菌・消毒・乾燥や、大規模施設の暖房など、熱を必要とする様々な場所・用途で使われています。


機関車搭載用SGボイラ(1951年第1号機納入)
川重冷熱のボイラ事業

1899年の初号機製造以来120年近い歴史を持ち、長年の燃焼技術を活かした炉筒煙管ボイラ、業界に先駆けて商品化した大型貫流ボイラ等、多種多様な産業用ボイラを製造・販売しています。2015年に販売開始した大型貫流ボイラ「イフリートフェルサ」および2016年に販売開始した小型貫流ボイラ「ウィルヒート」は高い制御技術を活かした省エネ性能に加え、業界最長となる15年間の製品保証を実現するなど、高い性能と品質で業界をリードしています。

当社ボイラの特徴は?

ガスタービン・ガスエンジンなどから発生する排熱を利用するガスコージェネレーションシステムへの組み込みや、工場で発生する副生物(水素ガス・アルコール等)の利用など、様々な熱源が利用可能であり、お客様の省エネ化・省コスト化・CO2排出量削減に大きく貢献しています。


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>ボイラの仕組み >製品紹介ページ