顧客の要望と時代の要請に応えるために
O.T.さん:ある時、既存のお客様から「水素を活用したコージェネをやりたい」という要望が届いたんです。
実は、これまでもこの「水素を使いたい」という声があり、私自身もその必要性は感じていたのですが、
一方でどこまで採算がとれるかという点で二の足を踏んでいました。
しかし、今回お客様からかなり強い要望をいただいたこと、そして「脱炭素化」というのが世界的なトレンドになりつつあること、
なにより私自身も“やりたい!”と思っていたプロジェクトだったので、自信を持って会社側に提案することができました。
無事に社内でのレビューも通り、プロジェクトは承認されました。
そうなると、次に必要になるのはチームです。その時、真っ先に声をかけたのが彼ですね。
O.A.さん:もともとコージェネチームで詳細設計を担当していた私にお声がけいただいたのは製品理解が十分にあったこと、
そしてリーダー的な役割を担っていた部分があるのかなと思っています。
もともとモノづくりを通して社会貢献をしたいという思いがあったので二つ返事で引き受けました。
やはりSDGsの観点からも「脱炭素」や「CO2削減」というのは地球規模の大きな課題と言えますからね。
また新しいことに挑戦したいという気持ちもあったので、本当に最高の機会だと思いました。