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川重冷熱工業に入社された理由を教えてください。
大学・大学院では化学を専攻し、光触媒を用いた水素生成の研究に取り組んでいました。研究では主に「水素をつくる側」の立場で基礎技術に向き合ってきましたが、その経験を通じて、将来は水素を実際に社会で使う技術に携わりたいという思いが強くなりました。川重冷熱で開発された水素バーナーを知ったことがきっかけで川重冷熱工業に興味を持ちました。当時は研究を進める中で「扱いづらいもの」だと考えていた水素を実際に扱う製品がどんどん世に出てきていることを実感し、燃焼機器に詳しい知識があったわけではありませんが、「これは面白そうだ」と直感的に感じたのをよく覚えています。その後、説明会や工場見学を通じて理解を深める中で、川重冷熱工業が取り扱うボイラや空調機は産業界にとって非常にニーズが高く、消費するエネルギーが非常に多い事を学びました。そうしたことから、水素利用等を含めた、省エネ用途をさらに拡大していく必要がある分野であることを実感し、それの第一歩ともいえる水素利用を川崎重工グループ全体で進めている姿勢が非常に魅力的に感じました。ここであれば、自分の専門である化学の知識を生かしながら、社会実装に近い立場で水素エネルギーや省エネ機器の普及に貢献できると考え、入社を決めました。