ENTRY

Interview

先輩インタビュー

渡口 翼

Tsubasa Toguchi

2015年入社

航空・機械系

私の仕事

生産技術部門に所属しており、BOEING社の中型機 B767の組立作業計画業務に携わっています。組立作業計画業務とは、設計部門と製造職場の橋渡し役のような仕事です。図面要求、コスト、作業性などを満足させるため、作業順序の検討および指示、作業職場の選定、治工具の手配などを行うことを仕事としています。図面要求と、作業性・コストは互いに両立することが難しく、頭を悩ますことが多いですが、解決できた時は自身の成長と会社へ貢献できたことで大きな達成感があります。

第一生産技術部 民需組立計画課

1

入社のきっかけは?

小さい頃から飛行機が好きだったので、エンジニアとして航空・宇宙に関わる業務に携わりたいと思っていました。川重岐阜エンジニアリングでは、社員のほとんどの方が航空・宇宙に関わるエンジニアとして勤務していることを知り、これらに関わる仕事に就けると考え、入社しました。

2

印象に残った仕事、仕事のやりがい

初めて担当した、組立作業場の工程改善のための大きな設計変更が印象に残っています。図面要求と作業計画案が上手く折り合わず、製造職場の方や治工具職場の方と何度も議論しました。それでも解決できず、BOEING社とも調整も行いました。とても大変ではありましたが、諸先輩方や関係職場の方にアドバイスをいただきながら、無事設計変更を適用することができ、とても嬉しかったです。

3

良かったと思った瞬間、KGE自慢

製造職場が近くにあるため、気になることがあればすぐに現物を確認することができます。設計部門や製造職場だけでなく、時にはBOEING社と調整を行うこともあり、とてもやりがいのある仕事だと思います。また、休暇が取りやすく、長期休暇も多いため、公私にメリハリをつけて仕事に臨むことができます。

4

仕事に対する心がけ

コストと品質のバランスに気を付けています。最新の製造方法を使用した品質向上や自動化が求められていますが、1980年代から製造が続けられているB767では、このような方法を導入するとコストを増大させてしまう場合が多く見られます。一方で、品質向上や自動化は常々求められており、これらの最適解を出せるように日々気を付けています。

5

上司と部下、どんな雰囲気?

話しやすい雰囲気で、グループの風通しは良いと思います。誰にでも気軽に相談でき、業務が多忙な際でも時間をつくってアドバイスしてもらえます。また、若手社員の意見に耳を傾けてくれるので、気兼ねなく発言することができます。

6

マイドリーム

自分が開発に携わった飛行機に乗ることです。現在携わっている機種では、貨物機をメインで製造しているため、一般のお客さんは乗ることができません。将来、旅客型の開発に携わり、「ここの部品の取り付けは自分が計画したんだ」と思いながら飛行機に乗ってみたいです。

7

休日の過ごし方

同期や仲間とレンタルカートのレースに出かけます。3時間の耐久レースを交代で走りますが、1秒以内の僅差でレースを終えることもあるので、「走る順番は?」とか、「交代するまでの時間は?」など、作戦を練ってからレースに臨みます。最高時速は80km/h程ですが、地面が近いため体感速度は120km/h以上!日頃のストレスを吹っ飛ばします(笑)。