消防訓練（Advanced Fire-fighting Training：AFT）システムは、米国KFT社（旧社名 Kidde Fire Trainers, Inc）が、実火訓練における火災環境のリアルさ、低公害化、訓練の高効率化、安全管理などのコンセプトに基づいて開発したガス燃焼方式の消防訓練システムです。
すでに、アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、中東、台湾、韓国、日本などの消防学校や、国際空港、軍施設などの救難・消火訓練施設に多数採用されていて、あらゆる火災状況に対応した消防訓練システムを構築することが可能です。
建物火災（屋内）フラッシュオーバー付
建物火災（屋外）
航空機火災（燃料流出）
航空機火災（機体）
■ リアルな火災環境の再現
リアルな火災環境の再現 プロパンガスまたは都市ガスを燃焼させ、実物大の模型から火炎を発生させると同時に、模擬煙を発生させて視界を遮ることにより、リアルな火災環境を作り出します。
■ 低公害化
従来の廃油／廃材燃焼方式と比較すると、ガス燃焼方式であるため、環境にやさしい訓練システムです。
■ 多彩なシナリオ
幾通りものシナリオ設定が可能なため、訓練者は消火技能に応じてさまざまなレベルの訓練を行うことができます。
■ 訓練効率の充実
火災の発生・停止をすばやく行うことができるため、短時間での繰り返し訓練が可能です。また、コンピュータによる集中制御により、訓練管理者の省人力化を図れます。さらに、訓練準備と後始末に手間がかかりません。
■ 万全の安全対策
各種センサによって訓練環境を常時監視し、万一の異常時には自動的に、または手動により瞬時に緊急停止できます。
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