KRSプロジェクト

projectカワサキロボットサービス ”KRS” では、様々なプロジェクトに取り組んでいます。
プロジェクトの背景やミッション、取り組んできたストーリーをご覧ください。

「ダウンタイムゼロ」
への挑戦

サービスツール開発

K.M.技術部 技術課
課長

受身から攻めのサービスへ

従来のサービスはロボットの不具合発生時や故障後に対応する、受身のサービスといえました。
これではお客様の生産ラインを停めてしまうことになりかねず、「真にお客様に満足いただけるサービスとは何か」を考えることにしました。
そうして考えた末、ロボットの故障を事前予知してお客様にお知らせすることで”ダウンタイムゼロ”を目標とする、攻めのサービスツール開発という初めての試みにチャレンジすることに至りました。

多種多様なお客様のニーズ

攻めのサービスツール開発は初めての挑戦であるため、毎日が新しい障壁との闘いでした。 特にロボットは適用ごとにその特色も変わるため、お客様のニーズも多種多様であるという側面が最大の難点でした。サービスツールの核をなす故障予知機能をいかにロボットに実装させるかがプロジェクト成功の鍵となりました。
従って、開発視点のみならず、実際に自身もお客様に赴き、サービスツールをプレゼンする過程で、お客様の反応や潜在的なニーズを把握することにも努めました。それらの情報をもとに、サービスツールを改良改善してまいりました。

TREND Managerの完成

技術チームを中心に始動したプロジェクトでしたが、実際の商品化に至るまでには非常に多くの方々にお世話になりました。
部門や地域の垣根を越えたご協力のお蔭で、一大プロジェクトとして進めることができ、「TREND Manager」が完成したのだと感謝しています。

満足されるサービスとは何か

開発プロジェクトは完遂し、一先ずの区切りはつきました。とはいえ、まだまだ着手すべきことは多くあります。
これからはロボット単体のみならず、周辺装置を含めたロボットシステム全体の”ダウンタイムゼロ”を目指したメンテナンスツール開発に取り組んでいきたいと考えています。
本プロジェクトの着想、「真にお客様に満足いただけるサービスとは何か」という視点を忘れることなく、常に時代を一歩先ゆくサービスを通じて、お客様に貢献してまいります。