Q1 入社の決め手は何でしたか？
大学では化学工学系を専攻していたので、「エネルギー」や「環境」といった言葉をキーワードに就職活動をしていました。いろいろな企業を見てまわる中で当社を選んだ理由としては、会社説明会に参加した時、ボイラや吸収冷温水機などの最終製品の開発・製造を通して、空調の消費電力削減やCO2排出量の削減に貢献している点に興味を持ったからです。また、面接で自分の人柄や人間性をみてもらえていると感じたことや、出身大学の先輩方が活躍されている点も大きなポイントであったと思います。
Q2 現在の業務内容はどんなものですか？
ガスタービン・ガスエンジン用排熱ボイラ制御盤の設計業務を担当しています。業務内容は、①受注があるとボイラの仕様等を確認し、制御盤図面の作成を制御盤メーカーに外注依頼する。②できあがった制御盤図面を検図し、制御盤の製作を手配する。③お客様の要望に合った制御が行えるよう、機械のシーケンス制御措置やタッチパネル用のソフトを作成する。④制御盤が工場内に入荷された後、社内検査としてハード及びソフトの動作確認を実施する。⑤出荷後、現地にて試運転を行う。以上が現在の担当業務です。大型のボイラでは受注からお客様の元で稼働するまでに1年以上を費やすことも多々あります。
Q3 この1～２週間で消化したタスクは
どのようなものがありますか？
・排熱ボイラ制御盤の手配・図面チェック、制御盤の社内検査
・排熱ボイラ試運転立会い
・各案件で使用する制御盤用ソフトの作成
Q4 どんな瞬間に仕事のやりがいを感じますか？
自身で作成したソフトで制御盤を思い通りに動作させることができた時です。まだ入社して半年くらいの時に、過去に事例の無い制御を行うためのソフト改良を担当したことがあります。その際、頭の中ではどのように動作すればよいのか理解していても、実際に考えた回路で動作確認をすると思うように動作してくれませんでした。大変苦戦しましたが、ソフトが完成した時のやりがいや達成感は非常に大きかったです。また、試運転時にお客様の元で無事にボイラが動いているのを目にすると、やりがいを感じます。
Q5 将来の夢や、「こうなりたい」という目標はありますか？
まずは、担当している排熱ボイラの業務を一人でやり切れるようになることです。現在はわからないことも多く、上司や先輩方の力を借りることが多いのですが、担当業務を安心して任される存在になりたいです。また、当社には小型の貫流ボイラや吸収式冷温水機など多くの製品があり、それぞれ制御方法が異なります。将来的には排熱ボイラ以外の製品にも携わり、それぞれの制御の違いを理解することでマルチに活躍できる人材になることを目標としております。
