はたらく社員の声H.Mさん
Q1 入社の決め手は何でしたか?

会社説明会が開催された場所が下宿先からほど近い場所にあり、自転車で説明会に訪問したのがはじまりです。当社を選んだ理由は、大学時代に冷凍機やボイラについての授業や実習があったので、製品についてある程度知識を持っていたことが大きく影響しています。また、志望していた技術部門は滋賀工場勤務であるということで、地元から離れた初めての場所で寮生活ができるということも魅力でした。

Q2 現在の業務内容はどんなものですか?

ボイラの製品開発を担当しています。まず開発機の仕様を多方面の部署と共同で計画します。その社内承認が得られたら試作機図面を作成し、試作機を作るための手配をはじめます。また検証計画を立て、様々な計測器を準備・設置し試験を実施します。データを整理し、機器を再製作し、目論み通りの仕様になるように改良していきます。これらはもちろんひとりで全てこなす訳ではなく、同じグループや他部署のメンバーからのサポートを得ながら、最終的に商品化までたどり着くまでに1~3年程度かかります。
Q3 この1~2週間で消化したタスクは
   どのようなものがありますか?


・試験機完成検査のためベンダー訪問
・試験準備(計測機器の取付けや試験計画)
・客先における初品試運転立ち合いのため現地訪問
・情報調査のための業界シンポジュウムへの参加


Q4 どんな瞬間に仕事のやりがいを感じますか?

開発が開始されてから商品化するまでは長い道のりがありますので、担当した機械が実際に商品化された時にはもちろんやりがいを感じます。しかし、それよりもうれしい瞬間はその道中の方に多くあって、それは細かいことでも自分のアイディアが採用されたり、試験をして良いデータが取れた時だったりします。また、意に反する結果(データ)が得られたときも面白いなと思うようにしています。こういったことの積み重ねがノウハウとして自分に蓄積されることを純粋に楽しんでいます。
Q5 仕事の取り組み方について心掛けていることはありますか?

以前は残業が多かったのですが、平日でも自分の時間を確保するため残業時間までに仕事をできるだけ残さないよう心掛けています。しかし、業務内容的にルーティンワークは少なく、その都度よく考えながら業務を進めなければならないため、つまずくと多くの時間を無駄にしてしまいます。これを出来るだけ回避するため、判断の質とスピードを上げるように意識しながら仕事に取組んでいます。意識するだけでも少しは効果があります。