Interview
専門性を磨き、
現場で信頼される技術者に。
キャリアアップ
インタビュー
入社のきっかけや志望理由を教えてください。
川崎重工業本社で働く両親の影響もあり、川崎重工業グループで働きたいと漠然と考えていたときに、企業説明会や工場見学で、川重明石エンジニアリングで働く方々の生き生きとした様子を目の当たりにし、大きな魅力を感じました。特に工場見学で社員のリアルな表情を直接確認できたことが、他社にはない決め手となりました。
検査課から整備技術課に異動された経緯を教えてください。
入社後に配属された検査課では、人間の目では見落としがちなガスタービン部品の微細な損傷を特殊な技術で検出する「非破壊検査」業務に従事していました。また、非破壊検査における、より高度な技術と経験を積むために川崎重工業へ出向し、最前線の現場で「浸透探傷検査」と「磁粉探傷検査」の経験を積み、管理業務を行うために必要な上位資格(レべル3)の取得に挑みました。資格取得後は、検査機器の点検手法の確立や、検査員のスキル向上に試行錯誤を繰り返すことで、非破壊検査の品質向上に努めました。
この出向経験を経て、現在は整備技術課に所属しています。今の上司からは、私が現場や出向先で培ってきた「不具合を絶対に発生させない」という強い思いを、整備技術課に波及させてほしいという期待を受けて異動が決まったと聞いています。検査の現場で見てきたリアルな知見やデータの裏付けをもとに、より論理的で実効性の高い整備要領を組み立てることに、大きなやりがいを感じています。
整備技術課での主な業務内容について教えてください。
整備技術課では、職場で起こる様々な問題に対して、起こっている事象、エンジンの構造や構成部品の役割等の技術的見地から、改善策を提案しています。また、起こった問題が再発しないように、分解・検査・組立要領の見直し提案も行っています。中でも検査工程に係る対応は、自身の知識や経験を活かせる分野であり、会社に貢献できていると実感しています。
出向を経験して得た気づきや成長はありましたか。
川崎重工業への出向期間中は、磁粉探傷検査等の資格取得に向けたOJTに集中し、技術と知識を徹底的に叩き込みました。その結果、検査規格に対する深い理解力と、現場で通用する確かな検査技術を習得することができ、それが現在の私にとって大きな強みになりました。
また、検査に関する豊富な知識や経験を持つ方々と直接やり取りできたことは、出向先から戻った今も気軽に相談や意見交換ができる貴重なつながりとなっています。
川重明石エンジニアリングで働く中で、どのような成長を感じていますか。
整備技術課へ異動した今、出向で得た強みが「現場からの信頼」に直結していると感じる場面が増えました。例えば、整備の現場から上がってきた技術的な課題に対し、検査の知見を活かした改善策を提案し、それが実際に採用された瞬間等は、貢献できていると実感します。
大きな変化を追い求めるというよりは、目の前の業務に真摯に向き合い、専門性を積み上げていく。そうして得た知見を現場に還元し、周囲の役に立てる改善策を提示できるようになったことが、当社で働く中で得られた一番の成長だと感じています。
川重明石エンジニアリングで働く魅力は何だと思いますか。
「相談しやすさ」が課全体に根付いている点です。課員同士の仲が良く、食堂や帰り道での何気ない会話から自然と業務の相談ができるような温かい雰囲気があります。一人で抱え込まず、チームとして協力しながら難題に向き合える環境は、非常に心強いですね。
こうした環境で働く中で、現場でしか得られない経験や気づきがいかに貴重かを実感しています。現場研修を通じて名前を覚えてもらったり、一つひとつのやり取りを丁寧に積み重ねたりといった「信頼関係の第一歩」を大切にすることが、結果として仕事を円滑に進めるための力になります。現場を深く理解した上で論理的に考え、相手の立場を尊重しながら納得のいく着地点を見出す。そうしたコミュニケーション力や調整力を磨けることこそが、当社で技術者として働く醍醐味だと思います。
今後挑戦してみたい業務や目指している姿を教えてください。
今年度から船舶用ガスタービンの技術業務という新たな領域に挑戦しています。現場から頼られる存在になることを目標に、知識をさらに深めていきたいと考えています。論理的な正しさだけでなく、実際に手を動かす作業者の方々への配慮を忘れない改善策を提案できるよう、努力を重ねていきたいです。