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新開発の「舶用電子制御ディーゼル機関」とはどのようなエンジンなのか
ホイールローダ「AUTHENT」イラスト ホイールローダ「AUTHENT」イラスト
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※上図のアルファベットをクリックすると各部の説明が表示されます。
ロングセラーの「川崎−MAN B&W 2サイクルディーゼル機関」

 船舶を推進させる舶用エンジンは現在、過給式の2サイクルディーゼル機関が主流である。
 川崎重工は1919年にディーゼル機関の製作開始という歴史を有し、1923年のMAN社との技術提携以来、「川崎−MAN」さらに「川崎−MAN B&W型ディーゼル機関」を製作している。「MAN B&W型2サイクルディーゼル機関」は、ロングストローク化により低燃費・低回転化を実現した機関で、また、船型に合わせて経済的に最適な馬力・回転数を自由に選択できるというトータルな運転効率のよさが特長である。「川崎−MAN B&W 2サイクルディーゼル機関」の生産累計は872基(12,976,000馬力)に及んでいる(2007年末現在)。

世界で初めて、「MAN B&W型 S60ME−C型」(シリンダ径60cm)の舶用電子制御ディーゼル機関を完成

 川崎重工は2005年2月、新開発の「舶用電子制御ディーゼル機関」の初号機「川崎−MAN B&W ME型ディーゼル機関『7S60ME−C』」(出力:15,820KW、シリンダ径:60cm、シリンダ数:7)を完成させた。
 本機関は、豊富な実績を誇る「川崎−MAN B&W MC型ディーゼル機関」を電子制御化したもの。電子化によって燃料消費効率がさらに改善され、低燃費でシリンダ潤滑油をセーブした運転が可能で、低回転での安定運転を実現することで操船性の向上を図った。また、排ガス中のNOx、煤塵を減少させるなど環境にも配慮している(グラフ参照)。

グラフ

 なお、2006年4月、世界最大級のME型電子制御ディーゼル機関「川崎−MAN B&W 12K98ME」(出力:6万8,640KW、シリンダ径:98cm、シリンダ数:12)を完成させ、ME機関として合計16台を受注している(2007年末現在)。

 
 
  川崎重工業株式会社
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