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ホイールローダ「AUTHENT」はなぜ、パワフルで操作性に優れているのか
ホイールローダ「AUTHENT」イラスト ホイールローダ「AUTHENT」イラスト
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※上図のアルファベットをクリックすると各部の説明が表示されます。
天然ガスを液化したクリーンな燃料・LNG
 LNG は、天然ガスを冷却・液化して−162℃の液体にしたもので、再びガスにして、燃料として使用される。液化の際に精製するので、極めてクリーンな燃料で、CO2の発生量も石炭や石油より少なく、地球環境にやさしいエネルギーである。
 天然ガスは、液化すると体積が約600分の1になるので、輸送・貯蔵に便利になる。ただし、LNG は−162℃の液体なので、運搬船のタンクには極低温に耐えられる機能と断熱性、高い安全性が求められる。

アルミ合金製の巨大なタンクと高性能断熱パネル
 川崎造船が建造するLNG 運搬船は、直径30〜40m、厚さ25〜60mmのアルミ合金製のモス方式球形タンクが、二重船殻構造の内側に3〜5基設置されている。タンクは、地球の赤道に当たる部分を円筒形のスカートで支持し、スカートの下端は船体に直接溶接してある。タンクの外面は、川崎造船が開発した高性能断熱パネル(川崎パネル方式)で一部の隙もなく覆われている。このため、自然気化率(ボイルオフレート)は1日当たり積み荷の0.1〜0.15%と非常に少ない。
 川崎造船(当時:川崎重工)は、1981年にわが国で初めてLNG運搬船“Golar Spirit”(タンク容量12万8,600m3 )を建造した日本のパイオニアで、世界におけるLNG 運搬船、とりわけモス方式球形タンクの分野ではリーダー的存在となっている。


タンクの溶接
 高い耐久性と安全性が求められるタンクの組み立てでは、溶接にも高度な技術が要求されるが、川崎造船では、独自の大電流MIG溶接法を使った半自動溶接などによって厳しい要求に応えている。すべての溶接部はいちばん確実な突合わせ溶接であり、超音波やX線による100%の探傷検査が可能なので、完璧な溶接ができる。



 
タンクの組み立て
 球殻を構成するアルミ合金製のパネルを、一定の大きさの球殻に組み立て、さらに球形タンクに組み上げていく。球殻を構成するパネルは0.1mm単位の厳しさで管理されている。









 
 
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