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 当社がユーロコプタ・ドイツ社と共同開発した、わが国初の国産ヘリコプター「川崎式BK117」は機動力に優れた多用途の中型ヘリコプターで、定員は最大11名。1983年の販売開始以来、全世界で約530機を納入した(2006年3月現在)ベストセラー機で、人員・物資輸送、消防・防災、捜索・救難、警察、電線パトロール、救急医療(ドクターヘリ)など幅広い分野で活躍している。
 これまでの“BK117シリーズ”によって培われた高い信頼性と、最新技術の適用による運用能力・快適性・安全性の大幅な向上を、より高い次元で融合させて誕生したのが「川崎式BK117C−2型ヘリコプター」(以下「C−2型」)である。
 「C−2型」には、(1)大幅な性能向上や世界水準を超える低騒音を実現した新型メイン・ロータ・ブレード、(2)快適性と使い勝手を向上させる大型化された客室、(3)万一の衝撃にも耐えて安全性を大きく向上させる燃料システムや座席、(4)パイロットの作業量を減少させる見やすい統合計器や新しい操縦室、など進化する運用要求に応えるための最新技術が盛り込まれている。
 2001年に国土交通省航空局から型式証明を受けた「C−2型」は、まさに21世紀の大空にふさわしい最新鋭のヘリコプターである。
 当社が(株)古野電気と共同開発した「GPS(全地球測位システム)航法支援システム」は、人工衛星からの電波を受信し、飛行中のヘリコプターの位置をデジタル・マップ上に表示。さらに、自機の高度より高い山などの障害物はマップ上に赤色で表示するとともに、その方向と危険度を専用表示器と音声で知らせるという画期的なシステムだ。
 そのため、パイロットは天候の急変で視界が低下しても自機の位置、進行方向にある障害物までの距離などが正確に分かり、山などへの衝突を避けられる。
 
 
 
 
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