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ガスタービンは、圧縮機、燃焼器およびタービンで構成され、圧縮機で圧縮した空気を燃焼器内で燃料と混合し、燃焼によって発生した高温・高圧ガスによりタービンを回転させることにより熱エネルギーを機械エネルギーに変換する原動機である。
吸気・圧縮・燃焼(膨張)・排気というサイクルで作動する内燃機関であるが、ピストンエンジンの往復運動に対して、ガスタービンは回転運動であるという違いがあり、小型、軽量で振動が少ないなど優れた特徴を有している。
また、ガスタービンは排気がクリーンであり、同時にボイラなどと組み合わせることによりエネルギー効率が高いコージェネレーションシステム【※1】や複合サイクル発電プラント【※2】が構築できるため、近年、地球環境保全やエネルギー有効利用の観点から注目を集めている。
1974年に産業用ガスタービン1号機を自社開発し、1976年にはこれを駆動源とした我が国初の純国産ガスタービン発電設備を発売。その後、自社開発ガスタービンとそれを駆動源にした発電設備のシリーズ化を進め、現在、出力200kVAから4500kVAまでの非常用発電設備と650kWから50MWクラスのコージェネレーションシステム、複合サイクル発電プラントをラインアップ。産業用中小型ガスタービン分野において、7,000台以上の納入実績と国内の圧倒的シェアを誇っている。
「L20A」は、コージェネレーションシステムや複合サイクル発電プラントの主機として開発した、出力が18,000kWでこのクラス世界最高水準の単体熱効率35%の最新鋭ガスタービンである。
【※1】ガスタービン発電装置の排出ガスに含まれる熱を排熱回収ボイラで回収して蒸気を発生させ、電力と熱(蒸気や熱水)を併給するシステム。工場や事務所ビル、ホテル、病院、地域冷暖房などで導入が進んでいる。

<図1>
【※2】ガスタービン発電装置の排出ガスに含まれる熱を排熱回収ボイラで回収して蒸気を発生させ、その蒸気で蒸気タービンを回して発電する二段構えの発電システム。

<図2>
 
 
 
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