排ガスをきれいにする

メタルハニカム触媒

モーターサイクルの排ガスのクリーン化への社会的な要望は欧州のユーロ規制をはじめとする先進国の排ガス規制のみならず、アジアを含む新興各国においても規制への動きとして現れています。これに対して当社では、燃料噴射を電子制御化することで排ガスのクリーン化に取り組んでいます。
この電子制御技術とならび排ガスのクリーン化において重要なのは、触媒技術です。排ガス中の有害成分を分解する触媒は、エキゾーストパイプの途中に配置されていますが、耐振性、耐熱性(耐熱衝撃性)、低圧力損失性などの諸特性が強く求めらるため、波形ステンレス薄膜を積層したハニカム材に触媒をコーティングさせた"メタルハニカム触媒"を採用することで、エンジン性能を損なわず、クリーンな排ガス性能を両立させています。