廃棄物を資源化する

1軸せん断式破砕機「マルチロータ」
近赤外線式材質選別機「オートソート」

廃棄物を資源として生まれ変わらせるためには、廃棄物を所要の寸法まで細かく破砕し、再生目的に応じた材質毎に選別する必要があります。
廃棄物用破砕機には、回転歯のトルクを利用したせん断式破砕機や、高速回転するハンマーの打撃による衝撃式破砕機等、処理物の種類に適した機種があり、更に刃形状や処理動力などを最適に選定することで、効率の良い処理ができます。
また、多くの材質が混じった廃棄物の中から、必要な材質を選別することにより、廃棄物が資源価値の高い再生製品の原料として有効に活用できるようになります。材質選別は、近赤外線センサー、CCDカメラによる色彩センサー、電磁センサー、及びX線センサー等の検出方式を回収したい材質に応じて使い分けます。