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パイロットの負担を減らす

航空機をパイロットの意図通りに安定して飛行させるためには、操縦操作を飛行制御装置やエンジンに的確に伝達することや、航空機の飛行状態などをパイロットに適切に伝えることが重要です。

フライト・シミュレータによる飛行特性評価

近年の航空機は、飛行制御装置の装備が必須となっており、最終的に機体の飛行特性はこれによって決定されます。パイロットの操縦桿操作に対する機体の応答感度や安定性などは、個々の特性について最適値の範囲の指針はあるものの、パイロット評価を通じて機体ごとに最適設定して、飛行制御装置の中に組み込まれるソフトウェアが開発されます。このような航空機開発段階での飛行特性評価に使用されるフライト・シミュレータには、運航会社で使用される訓練用シミュレータ以上の模擬能力が必要です。当社では、これらの能力を飛躍的に高めた設備を導入しており、P-1固定翼哨戒機やC-2輸送機などの開発にも最大限に活用しました。

フライトシュミレーター: 実機の飛行感覚を模擬し飛行性や操縦性を研究する装置

電子機器の統合化技術

近年、発展の目覚しいセンサ技術やコンピュータ技術などを航空機搭載電子機器として取り入れ、各種センサ、機器・システムを連携させて情報処理を行い、航空機の機能向上を図っています。また、機体運用要求の多様化とともに電子機器の数も増大しており、これらを統合化して、複雑な制御や表示を行う統合化技術が、航空機にとってなくてはならない技術となっています。例えば、P-1固定翼哨戒機では、ミッション・システムを含めて、多くの搭載機器を高速データバスで結んで、より高度な統合システムを実現するとともに、飛行制御についても、複数のコンピュータの信号を比較して常に異常検知を行うなど、高度な多重系管理を実現することにより、信頼性を高めています。

P-1固定翼哨戒機


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