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『カワサキグリーンガスエンジン発電設備』実証プラント系統連係運転で世界最高発電効率48.5%、累計運転時間1,300時間超を達成

2008年04月22日

 

 

 

 

川崎重工は、上越エネルギーサービス株式会社(新潟県上越市)内において系統連係運転中の『カワサキグリーンガスエンジン発電設備』実証プラントにおいて、系統連係運転の中で世界最高発電効率48.5%を安定して維持するとともに、累計運転時間1,300時間を達成しました。

実証プラントに適用されている「カワサキグリーンガスエンジンKG-18」は、シリンダー径300mmのV型18気筒、発電端出力7.8MW(50Hz)のガスエンジンであり、同クラスの他社エンジンに比べて軽量・コンパクトな設計で、「カワサキグリーンガスエンジン」KGシリーズの中の最大機種です。この他、12気筒、14気筒、16気筒のガスエンジンをラインアップしています。

本ガスエンジンは、昨年5月から9月まで当社神戸工場で性能確認および耐久試験を行った後、上越エネルギーサービス内に搬入、据付の上、昨年12月末よりDSS運転を基本とした系統連係運転に入っており、累計運転時間は1,300時間を超えました。燃料には帝国石油株式会社より供給される天然ガスを使用し、発電された電力は上越エネルギーサービスが売電事業に利用しています。

これまでの実証運転において、発電効率は世界最高の48.5%を安定して実現しており、従来の同クラスのガスエンジンと比較して燃料費を5%以上削減しています。また、NOx排出量についても、従来の排出量のほぼ半減となる200ppm(O2=0%換算)以下を達成しており、全国ほぼ全域で脱硝装置が不要となります。
さらに、「カワサキグリーンガスエンジン」は、電力供給はもとより、排熱を利用したコージェネレーション設備への展開も可能であり、その場合の総合熱効率は85%を超えます。
「カワサキグリーンガスエンジン」のこれらの特長は、高効率で、CO2およびNOxを低減する環境に配慮したエネルギーシステムを構築することを可能にします。

当社は、今後実証プラントの運転を継続することにより本ガスエンジンの信頼性を高めるとともに、本プラントの顧客見学等の実施により営業活動を積極的に展開していきます。

※ DSS運転:毎日起動発停を行う運転パターン(Daily start and stop)。

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川崎重工技報
川崎重工グループの多彩な製品と、それらを支える様々な先進技術をご紹介する技術情報誌です。

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