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世界最大級の舶用電子制御ディーゼル機関を完成

2006年04月26日

 



 

川崎重工は、世界最大級の舶用電子制御ディーゼル機関「川崎-MAN B&W 12K98ME」の初号機を完成しました。本機関は、川崎汽船株式会社が株式会社アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド(IHI MU)に建造を発注している超大型8,000TEU型コンテナ船に搭載されます。

今回完成した電子制御ディーゼル機関は、豊富な実績を誇る川崎-MAN B&W型ディーゼル機関を電子制御化した「川崎-MAN B&W ME型ディーゼル機関」(以下、ME型機関)です。本機関は、低燃費でシリンダ油をセーブ゛した運転が可能で、低回転での安定運転を実現することにより出入港時の操船性を高めるとともに、排気ガス中のNOx、煤塵を減少させるなど環境に配慮した製品です。当社は本機関を2台受注しており、引き続き2号機の製造を進めています。

当社は、1911年にMAN社(ドイツ)と技術提携しディーゼル機関の製作を始めました。1981年(昭和56年)にはMAN社とB&W社(デンマーク)の合併を受けて、当社はMAN B&W社と新たに技術提携し、川崎-MAN B&W型2サイクルディーゼル機関の製造を開始、これまでに1,000万馬力を超える製造実績を有しています。

ME型機関に関しては、2005年2月、川崎汽船向け自動車運搬船に搭載されている「川崎-MAN B&W 7S60ME-C」初号機を完成し、同型機関を3台納入しています。今回の完成により、ME型機関の実績は4台となります。また、本機関の2号機を含め、計5台の受注残があります。

当社は、舶用機関の環境対策が注目される中、新開発の電子制御ディーゼル機関を環境対応製品として、今後も積極的に営業展開していきます。

□川崎-MAN B&W 12K98ME機関の概要
出力 :68,640kW
回転数 :94rpm
シリンダ直径 :98cm
シリンダ数 :12

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川崎重工技報
川崎重工グループの多彩な製品と、それらを支える様々な先進技術をご紹介する技術情報誌です。

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