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「排出ガス第2次基準値」対応のHST駆動式タイヤローラ「AUTHENT K20WHB」を新発売

2004年04月26日

 

川崎重工は、国土交通省の「排出ガス第2次基準値」に対応した、HST駆動式タイヤローラ「AUTHENT K20WHB」を、5月10日より新発売します。

今回発売する「K20WHB」は、HST駆動方式にシャフトドライブを組み合わせた前3輪・後4輪のワイドタイヤ仕様です。HST駆動方式は、油圧ポンプと油圧モータによってタイヤを駆動する方式で、坂道でも一定速が保てるなど転圧性能に優れています。また、トルコンとトランスミッションが不要なため、車高を低く設定することができ、安心感と安定感のある走行ができます。さらに欧州視界基準をクリアする1×1mデザインを採り入れ、良好な視認性を確保し、また国土交通省が2003年10月から導入した建設機械の排出ガス規制「排出ガス第2次基準値」および市街地での夜間作業にも対応できる「1997年低騒音基準」をクリアするなど、安全と環境にも配慮しています。

HST駆動式タイヤローラ「AUTHENT K20WHB」の特長は次のとおりです。

<特 長>

□安全・環境への配慮

新開発の水冷4気筒ターボ付きエンジンは、高出力、高トルクでゆとりある作業を実現するとともに、排出ガスのクリーン化と低騒音化を達成しており、市街地や住宅地での夜間作業など時間や場所を選ばずに工事を行えます。
欧州視界基準の1×1mをクリアした良好な視認性を確保し、安全性を高めています。
HST駆動方式は、エンジンの動力を油圧ポンプと油圧モータを用いた静油圧変速装置を介してタイヤを駆動する方式です。トランスミッションやトルコンが不要なことから、車高の低い車体構成が可能で、運転席のフロア高さを従来機より70mm低くい1,200mmとし、安心感と安定感のある走行を実現しています。
ブレーキには、HSTによる油圧ブレーキのほかに、駐車と緊急時のフットブレーキにネガティブブレーキを装備し信頼性を高めています。
運転席への昇降ステップの形状を工夫し、乗り降りしやすくしています。


□優れた操作性と転圧性能

HST駆動方式の採用により、作業時にはアクセルレバーでエンジン回転数をセットすれば、前後進レバーだけで発進・加減速・停止などの速度調整ができます。また、坂道でも一定速が保てるので、均一な仕上りが得られます。
2,245mmの締固め幅により、効率よく作業できます。
最高車速は26km/hで、建設現場間をスムーズに移動できます。
TPD(トルク・プロポーショニング・デフ)を採用し、左右転圧輪の駆動力が転圧面の抵抗に応じてバランス良く配分されるので、優れた仕上げ面を実現できます。


□容易なメンテナンス

油圧モータのHST駆動方式を採用していることから、駆動系のメンテナンスが容易です。
防錆対策として、水タンク内の防錆塗装やステンレス製の散水パイプを採用しています。
散水ノズルがつまった場合、ワンタッチで脱着できるため、清掃が簡単です。
キャノピの折り畳みは運転席左側にワンタッチで軽快に行えます。


※1 1×1m:欧州での保険に加入するために要求される視界基準で、オペレータが「機械の前後から1m離れた所にある1m以上の高さの物を視認できる」ことが基準になっている。

※2 トルク・プロポーショニング・デフ:左輪と右輪に路面抵抗差が生じた場合、特殊なギアによって左右輪への伝達トルクの配分を変えて、スリップを抑えるものである。タイヤスリップによる牽引力の低下やタイヤの摩耗が少なくなる。

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川崎重工技報
川崎重工グループの多彩な製品と、それらを支える様々な先進技術をご紹介する技術情報誌です。

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