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国内初の蓄圧型低温タンク方式を採用した2,500m3型LNG運搬船「第一新珠丸」の引渡し(川崎造船)

2003年07月30日

 

川崎造船は、本日、運輸施設整備事業団および新和ケミカルタンカー(株)向け2,500m3型LNG運搬船「第一新珠丸」(当社第1529番船)の引渡しを行います。
本船は、国内初の蓄圧型低温タンク方式の内航LNG船で、当社がLNG運搬船の心臓部である貨物部を製作し、檜垣造船(株)にて建造した船体に搭載して完成させたものです。
本船の主要目ならびに特長は次の通りです。

1.主要目  
全長 86.29 m
長さ(垂線間長) 80.30 m
幅(型) 15.10 m
深さ(型) 7.00 m
満載喫水(型) 4.171m
総トン数 2,936 t
載貨重量 1,781 t
貨物タンク容量 2,513 m3
主機関 LH36LAディーゼル機関(阪神内燃機工業製)X1基
連続最大出力1,912KW×270回転/分
航海速力 約12.7ノット
定 員 13名
船級 日本海事協会(NK)
船籍 日本(東京)


2.特長

1) 本船は、当社の液化ガス運搬船における長い経験と技術力によって開発・建造された国内初の低温蓄圧方式の小型内航LNG船です。
2) 低温で液化された天然ガスを積むため、船体とは独自に低温収縮を吸収できる防熱された横置式シリンダー型圧力タンクを2区画の船倉内に2基設けています。
3) 外部からの侵入熱により発生するボイルオフガス(BOG)を耐圧構造のタンク内に閉じ込めることにより外部にBOGを出さない蓄圧式タンクシステムを採用しています。
4) 貨物タンクを格納する船倉は、船側船底を含め二重船殻構造とし、衝突、座礁などの事故時の安全性向上を図っています。又、大型LNG船と同様にタンクカバーにより外部から保護すると共に、外気と遮断しています。
5) 主機関は従来の大型LNG船とは異なり、BOGの処理が不要なことにより、小型船での採用実績の多いディーゼル機関を採用しています。

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川崎重工技報
川崎重工グループの多彩な製品と、それらを支える様々な先進技術をご紹介する技術情報誌です。

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