次期輸送機(C-X)の静強度試験機を納入

2006年03月16日

 

 

川崎重工は、3月15日に次期輸送機(C-X)の静強度試験機(♯01号機)を防衛庁技術研究本部に納入しました。

次期輸送機(C-X)の静強度試験機(♯01号機)は昨年末、当社岐阜工場から航空自衛隊岐阜基地内の強度試験場に搬入され、同試験場で組み立てを行っていたものであり、このたび技術研究本部に納入したものです。今後、架構、荷重負荷装置および計測装置を据え付け、防衛庁による各種試験が実施される予定です。

次期固定翼哨戒機(P-X)、次期輸送機(C-X)は、防衛庁が2001年度より2機種同時開発を進めているものであり、2007年度の初飛行を予定しています。当社は2001年11月に防衛庁から主契約企業に指名され、協力機体会社を始めとする開発参画企業とともに開発作業を進めてきており、現在、次期固定翼哨戒機(P-X)の静強度試験機(♯01号機)、同飛行試験機(♯1号機)および次期輸送機(C-X)の飛行試験機(♯1号機)の組み立てを進めています。

当社は今後もこの開発プログラムの完遂に向け、邁進してまいります。