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エアバスA380向けロールスロイス社製 Trent900エンジン用中圧圧縮機ケーシングを初出荷

2003年10月16日

 Copyright RollsRoyce

川崎重工は、エアバスA380向けロールスロイス社製 Trent900エンジン用中圧圧縮機ケーシング(以下、中圧圧縮機ケーシング)の初号機を完成し、ロールスロイス社に初出荷しました。出荷した中圧圧縮機ケーシングは、今年6月に当社が今後独占的に供給することで、ロールスロイス社との間で合意しています。

今回出荷した中圧圧縮機ケーシングは、チタン合金を5軸マシニングセンターで3次元的に削り出し加工した、非常に薄肉で直径1mを超える複雑な形状の製品です。また削り出し加工に加え、アブレイダブル溶射や耐蝕塗装など、当社がこれまで培ってきた特殊で高度な航空機用エンジン製造技術を適用しています。このような民間航空機用大型ターボファンエンジンの圧縮機ケーシングの製造は、国内では当社が初めてです。

A380は、エアバス社が現在開発中の総二階建て超大型機(480~650人乗り)で、2006年に就航が予定されています。この機体に搭載されるロールスロイス社製Trent900エンジンは、推力約80,000ポンド(lb)で、2004年の型式証明取得を目指しており、すでに170台以上の受注を確定しています。

当社はこれまでに、ロールスロイス社製のボーイング747/767用RB211エンジン、エアバスA330用Trent700エンジン、ボーイング777用Trent800エンジンでは主に低圧タービン部位の製造を担当しています。またエアバスA340用Trent500エンジンでは、中圧圧縮機ドラムの製造を担当し、同社の民間航空機用大型ターボファンエンジンプログラムに参画してきました。そして今回出荷した中圧圧縮機ケーシングは、当社の高度な技術が高く評価され、新たに製造を担当することになったものです。

今後も当社は、民間航空機用エンジン事業において、高度な技術と信頼性の高いサービスを提供し、積極的な事業展開を図っていきます。

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