潜水艦"くろしお"進水(川崎造船)

2002年10月23日


 

川崎造船は、10月23日、午前11時30分から神戸工場第1船台において建造中の防衛庁向け潜水艦“くろしお”の進水式を赤城徳彦防衛庁副長官、石川亨海上幕僚長、新貝正勝契約本部長を始めとする防衛庁関係者ほかのご出席のもとに行います。

命名ならびに支綱切断は、赤城徳彦防衛庁副長官により行われます。

川崎造船は10月1日をもって川崎重工業株式会社の船舶カンパニーが独立し「株式会社川崎造船」として発足したばかりで本艦「くろしお」の進水は新生、川崎造船の船出としての記念すべき進水式となります。

本艦は、画期的な新型潜水艦「おやしお」型の7番艦で戦後当工場で建造の潜水艦としては21隻目に当ります。

船型には葉巻型を採用して優れた水中運動性能および推進性能を持ち、船体には調質高張力鋼が使用されています。

又、各種システムの自動化、高性能ソーナー装備による捜索能力の向上、ステルス性能の向上などが図られているとともに、諸安全対策も十分に施されています。

本艦の工程ならびに主要目は次のとおりです。