モトクロスレース専用車「KX250」、「KX125」の2003年モデルを新発売

2002年06月13日


 



KX250

 川崎重工は、国内外で活躍するモトクロスレース専用車「KX250」、「KX125」の2003年モデルを7月20日より、全国一斉に新発売します。

 「KX250」、「KX125」はカワサキの国内外のファクトリーレース活動で培われた技術をもとに開発された高性能2ストローク単気筒エンジンが生み出す瞬発力と耐久性、軽量で高い剛性の車体とロングストロークのサスペンションがもたらす優れた走破性能と操作性により、モトクロスレースにおいて高い戦闘力を発揮します。

 2機種の2003年モデルでは、特に次のとおり改良を加えています。

「KX250」、「KX125」には全面新設計のフレームを採用しています。
「KX250」には新型シリンダーや細部にわたって改良を施した水冷2ストローク単気筒エンジン(249cm3)を搭載しています。
「KX125」はメッキシリンダーをはじめ、各所に新機構を採用するとともに小型化を図った全面新設計の水冷2ストローク単気筒エンジン(124cm3)を搭載しています。
 公道ではない不整地のコースで、決められた時間内で順位を競うレース。

 

 ※メーカー希望小売価格には、消費税、諸経費等を含まず。価格は参考価格です。
 (沖縄地区はKX250が10,000円高、KX125が5,000円高)
 
 ※本機種は公道および一般交通の用に供する場所では一切走行できません。


《主な特長》

<KX250>
□エンジン/駆動装置関係
水冷2ストローク単気筒エンジン(249cm3)には耐磨耗性と放熱性に優れた複合メッキシリンダーを採用し、安定した出力特性を実現しています。
高性能16ビットのデジタルCDIによる点火、整流効果を高めたエアクリーナーや改良が施されたキャブレターがもたらす正確な燃料供給により、極低回転域から中高回転域まで優れたスロットルレスポンスを発揮します。
変速機はギヤ比が見直された5速ミッションを搭載し、新たに採用されたラチェットタイプの変速機構や新設計のクラッチによって滑らかな操作性を実現しています。

□車体関係
高い剛性ながら軽量かつコンパクトな全面新設計のスチール製ペリメターフレームを採用しています。
インナーチューブ径48mmの倒立フロントフォークのセッティング変更を含む改良や、新設計フレームを含めた車体剛性の全面見直しにより、直進性を犠牲にすることなく旋回性能を向上させています。

□装備関係
燃料タンクを小型化し、その全面を覆う新デザインのラジエターシュラウドや新形状のサイドカバーを装着することにより、ライダーが動き易い乗車ポジションを実現しています。
ライディング時の摩擦を考慮した耐摩耗性に優れたニューグラフィックデカールを採用しています。


<KX125>
□エンジン/駆動装置関係
水冷2ストローク単気筒エンジン(124cm3)は、耐磨耗性と放熱性に優れた複合メッキシリンダー、新形状のリードバルブや改良されたキャブレターの採用によって、全回転域でスロットルレスポンスを向上させています。
KIPSに改良を加え、排気タイミングをより最適化することで滑らかな出力特性を実現しています。
 Kawasaki Integrated Power-valve Systemの略。エンジンの回転数に応じて最適な排気タイミングを実現する機構。
変速機は6速ミッションを搭載し、新たに採用されたラチェットタイプの変速機構や構成部品全体に軽量化が施されたクラッチによって滑らかな操作性を実現しています。

□車体関係
高い剛性ながら軽量かつコンパクトな全面新設計のスチール製ペリメターフレームを採用しています。
インナーチューブ径48mmの倒立フロントフォークのセッティング変更を含む改良や、新設計フレームを含めた車体剛性の全面見直しにより、直進性を犠牲にすることなく旋回性能を向上させています。

□装備関係
燃料タンクを小型化し、その全面を覆う新デザインのラジエターシュラウドや新形状のサイドカバーを装着することによりライダーが動き易い乗車ポジションを実現しています。
ライディング時の摩擦を考慮した耐摩耗性に優れたニューグラフィックデカールを採用しています。

※ お客様の製品お問い合わせ先
  (株)カワサキモータースジャパン:お客様相談室 0120-400-819