川崎重工業とスズキ 二輪車の業務提携で基本合意

2001年08月29日

川崎重工業株式会社(本社:兵庫県神戸市、社長:田﨑雅元)とスズキ株式会社(本社:静岡県浜松市、社長:戸田昌男)は、本日、二輪車・ATVの商品開発、調達、生産などの分野において、互恵と平等の精神に基づき業務提携を行うことで基本合意した。

このたびの合意は、国際化が進み競争が激化している二輪車業界において、両社の経営資源を相互に補完し、協力しあうことで、収益性の高い二輪車事業を構築することを目的としている。

両社は、商品の開発、相互OEM供給、部品の共通化や共同購買、また生産面での協力も行い、双方の競争力と収益力の向上を図っていく。まずは、アメリカン、大型スクーター、モトクロッサー及びATVなどのモデルを対象に両社の経営資源を活用し、提携の実効を上げていく。なお、販売については、今まで通り、両社の販売網で、それぞれ独自のブランド展開を図っていく。

両社はこのたびの合意によって、顧客の多様なニーズに応えるとともに世界の二輪車業界の健全な発展に寄与したいと考えている。