ガスタービンビジネスセンター及びガスタービン開発センターにおいて 「ISO14001」認証を取得

2001年05月10日

川崎重工は、ガスタービンビジネスセンター及びガスタービン開発センターにおいて環境マネジメントシステムの国際規格「ISO14001」の認証を取得しました。今回の認証は、LRQA(ロイドレジスタークオリティアシュアランス)の審査を経て取得したものです。

審査登録の範囲は、航空機用・舶用・産業用ガスタービンエンジンとその補機、ガスタービン発電設備、ガスタービンコージェネレーションシステム、コンバインドサイクル発電プラント及びヘリコプター用トランスミッションの設計、開発、製造、修理、オーバーホールです。なお、ガスタービンビジネスセンターでは、旧ジェットエンジン事業部(航空機用、舶用ガスタービン)にて既にISO14001を2000年3月に取得済みで、今回は定期審査に際して旧汎用ガスタービン事業部(産業用ガスタービン)、ガスタービン開発センターも含めた、ガスタービンビジネスセンター及びガスタービン開発センターにおいて認証を再取得したものです。

認証取得にあたっては、事業活動に関わる環境保全の推進、工場周辺地域への環境上の配慮を初め省エネ・排ガスの改善に向けた製品の環境アセスメントの推進及び環境保全のための管理体制の強化に取り組むと同時に、新たに統合された事業部やセンターでの規程の整備や、教育、環境目標の設定、そのフォローを行った上で審査に臨み、製品群の設計、開発からオーバーホールに至る認証を取得することが出来ました。

当社は、1999年8月に1998年度の活動実績を基にして「環境報告書」(創刊号)を発行し、2000年度より「第3次(2000~2002年度)環境保全活動基本計画」を開始し、「循環型社会の形成推進に積極的に参画し、より充実した環境調和型経営を目指す」ことを掲げ、グリーン調達や環境会計などの導入も視野に入れながら環境保全活動の一層の充実を図ります。当社は今後とも、より環境に配慮した生産活動を推進することはもとより、循環型社会の形成推進のため、社会・市場ニーズに加え、環境に充分配慮した製品の開発に努めて顧客満足度(CS)の向上を積極的に図っていきます。