ミラノショーに「W800 STREET/W800 CAFE」「VERSYS 1000/VERSYS 1000 SE」など2019年ニューモデル6機種を発表

2018年11月06日

川崎重工は、11月8日(木)より4日間にわたりイタリア・ミラノ市郊外で開催される「ミラノショー」※に、欧州向け2019年ニューモデル6機種を発表します。

・「W800 STREET」

・「W800 CAFE」

・「VERSYS 1000」

・「VERSYS 1000 SE」

・「Ninja H2 SX SE+」

・「Z400」

■「W800 STREET/W800 CAFE」

「W800 STREET/W800 CAFE」は、カワサキが誇るビッグバイクの始祖である「W1」の血脈を受け継ぐレトロモデルです。エンジンは、美しい外観を持つ空冷バーチカルツイン※を搭載。また、スチール製ダブルクレードルフレームや前後18インチホイールなど、トラディショナルな外観を持ちながらも、随所に用いた先進技術により、信頼性の高いパフォーマンスを確保しています。
「W800 STREET」は、現代のトレンドを汲みブラックに塗装されたエンジン、アップライトスタイルのハンドルバー、タックロールシートを装備。ライダーが自由にカスタマイズできるシンプルな構成としました。
「W800 CAFE」は、フロントカウル、ローポジションハンドル、シングルシート風デザインのカフェシートを装備。スポーティなカフェレーサー※スタイルを実現しています。

*モデルの詳細は、本日発表の『「W」ブランドの最新進化形であるレトロモデル「W800 STREET/W800 CAFE」を新発売』をご覧ください。

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W800 STREET W800 CAFE

■「VERSYS 1000/VERSYS 1000 SE」

アドベンチャーモデルの「VERSYS 1000/VERSYS 1000 SE」は、カワサキ独自の高度な電子制御ライダーサポート技術を新たに装備し、快適性とスポーツ性を両立しています。「VERSYS 1000 SE」には、KECS※やスマートフォン接続機能も装備しました。

*モデルの詳細は、本日発表の『先進の電子制御技術を導入し快適性とスポーツ性を高めた「VERSYS 1000/VERSYS 1000 SE」を新発売』をご覧ください。

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VERSYS 1000 VERSYS 1000 SE

■「Ninja H2 SX SE+」

日常の走行時でも究極の性能を楽しめることを目指したバランス型スーパーチャージドエンジンを搭載したハイパフォーマンス・スポーツツアラーモデルの「Ninja H2 SX」シリーズに、新たなバリエーションとして「Ninja H2 SX SE+」を追加します。
「Ninja H2 SX SE+」は、シリーズにおけるハイグレードモデルである「Ninja H2 SX SE」の充実した装備に加え、新たにKECS、インテグレーテッドライディングモード※、スマートフォン接続機能といった先進装備を搭載し、さらなるファンライディングを実現しています。また、フロントブレーキには「Ninja H2 / Ninja H2 Carbon」「Ninja H2R」と同じ、ブレンボの最新モノブロックキャリパー「Stylema」を新たに装備し、塗装には傷がつきにくいハイリーデュラブルペイント※を採用しています。

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Ninja H2 SX SE+

■「Z400」

スーパーネイキッドモデルの「Z400」は、「Ninja 400/Ninja 250」と同様、新開発の高性能エンジンおよびシャーシを採用することにより、従来モデルの「Z300」に比べて、より軽快なハンドリングを実現し、また低速回転域での出力特性を向上。Zシリーズ共通の特長である、五感を刺激する乗り味とダイレクトなコントロール性といったパフォーマンスを実現しています。
スタイリング面では、Zシリーズが持つ「Sugomi」※デザインを体現。エキサイティングなパフォーマンスに相応しい、アグレッシブな外観としています。

*モデルの詳細は、本日発表の『クラスをリードするエンジンパワーと軽量な車体を持つスーパーネイキッドモデル「Z400/Z400 SE/Z250」を新発売』をご覧ください。

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Z400

新発表の6機種に加え、出展ブース内には、レトロスポーツモデル「Z900RS」のカスタムモデル4台を出展するとともに、カワサキ「Z」シリーズの始祖となる「Z1」を展示します。
あわせて、スーパーバイク世界選手権※においてジョナサン・レイ選手とカワサキを4年連続ライダー&マニュファクチャラーズタイトルに導いた「Ninja ZX-10RR(カワサキレーシングチーム/ジョナサン・レイ号)」や、スーパーバイク世界選手権と併催のワールドスーパースポーツ300※でライダー&マニュファクチャラーズタイトルを獲得した「Ninja 400(カワサキDSジュニアチーム/アナ・カラスコ号)」をはじめとしたレース参戦車両も展示します。

※1 正式名称は、EICMA(Esposizione Internazionale Ciclo Motociclo e Accessori)。欧州最大級のモーターサイクルショー。
※2 シリンダーが垂直になるように設計された、並列2気筒エンジン。
※3 モーターサイクルのカスタム手法の一つ。1960年代、イギリスのカフェに集った若者たちが、バイクの速さを競うためカスタムを行った事に端を発するとされている。ローポジションやシングルシート、フロントカウルといったスタイルが主な特徴。
※4 Kawasaki Electronic Control Suspension(カワサキエレクトロニックコントロールサスペンション):ショーワ社と共同開発した電子制御サスペンション。路面状況やライディングスタイルに応じ瞬時に減衰力を調整、タイヤの接地感を高めるとともに、安定した車体姿勢を維持します。
※5 パワーモード、KECSと連携する包括的なシステムのこと。トラクションコントロール、出力特性、サスペンション特性を特定のライディング条件に合わせて設定することができます。
※6 傷を自己修復する特殊コーティング塗装。自己修復できる傷は、ウエスによる拭き傷や衣類との擦り傷などが対象で、コインやキーなどによる深い傷は修復できません。コーティングが元の状態に戻るには1週間以上かかる場合もあります。
※7 スーパーネイキッド・Zシリーズ共通のデザインコンセプト。獲物を狙う猛獣の背中のように盛り上がった燃料タンクと低く構えたヘッドランプが生み出すクラウチングフォルムや、大胆に跳ね上がったテールセクション等が生み出す、絶対的な力感を内包した迫力あるデザインのこと。
※8 国際モーターサイクリズム連盟による、市販車をベースとしたバイクによる世界最高峰のロードレース。
※9 国際モーターサイクリズム連盟による、小排気量の市販車をベースとしたバイクによるロードレース世界選手権。

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