横浜市交通局向け地下鉄電車を受注

2018年10月11日

川崎重工は、横浜市交通局より地下鉄電車「3000V形」(車体)7編成42両を受注しました。受注総額は約69億円(消費税込み)で、兵庫工場(神戸市)で製造し、2022年度から2023年度にかけて順次納入します。

今回受注した車両は、老朽化した既存車両を置換える目的でブルーラインに導入されます。さらなる省エネルギー化やバリアフリーの適応を目指した「やさしい車両」をテーマに、出入口各扉に車内案内表示装置やデジタルサイネージ装置を搭載するなど、利用者の利便性の向上を図ります。

当社が横浜市交通局向けに車両を供給するのは、2014年に納入したグリーンライン「10000形」2編成8両以来となり、またブルーラインを走る車両としては、1972年の開業に合わせて納入した「1000形」7編成21両以来となります。

今後とも当社は、高い技術力と信頼性をもとに、環境負荷の少ない交通手段である鉄道車両を国内外に提供していきます。

□ 「3000V形」2次車の概要

(1) 車種

地下鉄電車(6両×7編成)

(2) 寸法

18m(長さ)×2.8m(幅)×3.5m(高さ)

(3) 車体素材

ステンレス鋼

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