岐阜県より「川崎式BK117C-2型 防災ヘリコプター」を受注

2013年06月28日

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川崎式BK117C-2型ヘリコプター

 

川崎重工は、岐阜県より最新鋭の「川崎式BK117C-2型ヘリコプター」を受注しました。本件は、「C-2型」の消防・防災ヘリコプターとしては8機目の受注で、既存の防災ヘリコプターの更新機として岐阜県防災航空隊に配備される予定です。

「川崎式BK117ヘリコプター」は、当社と欧州のヘリコプターメーカーECD社(ユーロコプタードイツ社)〔旧MBB社(メッサーシュミット・ベルコウ・ブロウム社)〕が共同開発したヘリコプターで、物資・人員輸送、消防・防災、警察、ドクターヘリ、報道など多用途に活用される中型双発機です。BK117ヘリコプターは、機体後部に大きなクラムシェル・ドア(観音開きドア)を備え、担架等の資機材の搬出入が容易なことをはじめ、広いキャビンスペース、コンパクトなボディ、機動性の良さなどが高く評価され、消防・防災用および救急医療専用機として全世界で使用されています。

BK117ヘリコプターは、国産ヘリコプターとして1983年の初号機納入以来改良を重ね、優れた技術力と高い信頼性により、当社納入分(2013年6月28日時点)で158機、ECD社納入分を合わせると全世界で1,000機以上の納入を誇るベストセラー機です。

今後も当社は、優れた技術力と高い信頼性、国産機ならではのきめ細やかなサポート体制を活かし、「川崎式BK117C-2型ヘリコプター」の積極的な営業活動を展開していきます。

 

 【川崎式BK117C-2型ヘリコプターの主要諸元】

 
①全長
13.03m
 
②全幅
1.73m(胴体)
 
③定員
11名(最大座席数)
 
④最大全備重量
3,585kg
 
⑤巡航速度
246km/h
 
⑥航続距離
675km(標準タンク)
 
⑦主な装備
自動操縦装置、ホイスト装置(レスキューウィンチ)、ホイスト監視カメラ、
GPS地図表示装置等