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アブダビ下水道工事向け泥土圧式シールド掘進機3基を受注

2011年05月16日

川崎重工は、アラブ首長国連邦アブダビ首長国の下水道建設工事向けシールド掘進機3基をSamsung C&T Corporation(韓国)より受注しました。中東地域では初めての受注で、2011年12月から2012年3月にかけて順次納入する予定です。

今回受注した掘進機は、泥土圧式シールド掘進機(直径5.22m)で、現在、アブダビ下水サービス公社(Abu Dhabi Sewerage Service Company:ADSSC)が進めているSTEP(Strategic Tunnel Enhancement Program)プロジェクト(全長約42km)のうち、Samsung C&T Corporationが受注したアブダビ都心部からムサファ工業地域に至る工区(全長約16.2km)を掘削します。なお、この下水道建設工事は2014年中に完成の予定です。

泥土圧式シールド掘進機は、軟弱土層の掘進に用いられるシールド掘進機の技術と岩盤や礫層などの掘削に用いられるTBM(Tunnel Boring Machine)の技術を融合した複合地質対応型の掘進機です。今回は、1基で約5kmの長距離トンネルを施工するため、耐久性と高速施工を重視した仕様としています。

当社は、これまで国内外で約1,400基のシールド掘進機・TBMの納入実績を有しています。今回の受注は、当社の高い技術力と難易度の高い地質での豊富な実績が高く評価されたものです。

中東地域では、引き続きアブダビやドバイ、カイロなどで地下鉄等の地下工事の増加が予想され、今後もシールド掘進機の発注が見込まれます。また、インドでは、ムンバイ、デリー、コルカタ、チェンナイ、バンガロールなどの大都市を中心に、さらに、中国、シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシアでも地下鉄建設を中心とした地下工事が計画されており、アジア・中東市場全体で中長期的に安定した掘進機需要が見込まれています。

当社は今後も国内外を問わずシールド掘進機・TBMの営業展開を強力に推進していきます。

なお、今回受注したシールド゙掘進機の概要は以下のとおりです。

□ アブダビ下水道建設工事向けシールド掘進機

施主
アブダビ下水サービス公社(ADSSC)
施工者
Samsung C&T Corporation (韓国)
機種
掘削径5.22m泥土圧式シールド掘進機(中折れ式) 3基
契約範囲
シールド掘進機の設計・製作・現地SV派遣など
 

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