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ベトナム最大のセメントプラントを引渡し(カワサキプラントシステムズ)

2008年10月27日

 

 

川崎重工グループのカワサキプラントシステムズは、ベトナム建設省傘下のビナコネックス社(Vietnam Construction & Import-Export Corporation:Vinaconex、本社:ハノイ市)の新設カムファーセメント工場向けに、ベトナム最大のセメントプラントを完成・引渡しました。本プラントは、2004年10月に双日の協力を得て契約調印し、2005年3月に契約発効、2008年7月に性能確認試験を完了して、このほど納入したものです。

カムファーセメントプラントは、ベトナム国最大となる日産6,000トンのセメントプラントであり、同国初の試みとして、5パッケージに分割されて進められたプロジェクトです。当社は主要プロセス機器を構成するパッケージ2を受注し、原料粉砕・焼成設備などの納入や、その土建設計・トレーニング・試運転引渡しを担当しました。また、主契約企業として、他パッケージを含めたプラント全体の最終調整と主要機器の検査を実施しました。

本プラントは、増大する同国のセメント需要に応えるとともに、高性能集塵設備および低騒音・低振動機器の採用により、世界遺産に指定されているハーロン湾の環境保全にも大きく寄与できる最新技術を適用した設備です。また、ベトナム北部で採掘される無煙炭を100%使用する焼成設備と、ベトナム最大の500トン/時の竪型原料ミルを採用するなどの特長を有しています。

ビナコネックス社は、同国最大規模の総合建設会社であり、カムファーセメントプラントの建設を契機に 本格的にセメント事業に進出しました。同プラント内には、同じく日産6,000トンの2号ラインの建設も計画されています。

セメント需要増大の著しいベトナムで、最大となるセメントプラントを納入した実績は、同国のみならず、今後予定される海外の大型セメントプラント新設商談に向けて大きな前進となるものです。なお、当社は本カムファーセメントプラントに引続き、2006年7月にベトナム国セメント公社(VNCC)向けに、ブットソンセメントプラント(日産4,000トン)も受注しており、現在、順調に建設が進んでいます。

今後とも当社は、セメント製造設備に関する優れた技術力と信頼性を活かして、世界各地で積極的に事業を展開していきます。

□本プラントの概要
       
1. 納入場所 : ベトナム クアンニン省 カムファー町
2. 焼成設備 : 予熱装置(5段RSP = Reinforced Suspension Preheater)
およびロータリーキルン
3. 原料粉砕設備 : 竪型原料ミル(CK-390型)
4. その他設備 : 石炭粉砕設備、各種試験設備など
5. クリンカー生産量 : 日産6,000トン

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